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ネットワーク・オーディオ・プレーヤー選び [ネットワークオーディオの愉しみ]

 ネットワーク・オーディオ・プレイヤー(NAP)について一言で言い表すとすると、「ネットワーク機能付のDAC」ということになるだろうか?しかし、それではNAPの革命的に便利で楽しい機能を、だいぶスポイルした表現になってします。

 もう少し詳しく表現すると、「ネット上の音源やハードディスクに保存している音源の再生についてパソコンを介さずオーディオ用に特化した再生機」と言い表すことが出来るかな?

 しかし、これだけだとまだまだ言葉足らずで、
①スマホやタブレットなどで簡単に再生操作ができ、プレイリスト機能などを使えば、物理的操作(CDプレーヤーのトレイにCDを乗せるなどの操作)無しに、延々と所有しているの音源ライブラリーの音楽を流し続けることが出来る。
②インターネットラジオが聴ける(Radikoも聴ける)
 など、ネットワーク接続ならではの様々な魅力的な機能がある。
 そして、NAPの最大の魅力は③『ハイレゾ』音源の高音質の世界を体験できること、これに尽きる。

 僕がNAPについて、一番フィットするのは・・・

「自宅のCD棚にある何千曲という音源に加えて、ネット上にある星の数ほどの音源にも片手でアクセス・再生できる、高音質再生機」

 という表現になるだろうか?

 NAPには様々な機能があるだけに、様々なタイプが存在する。

〇ハードディスク内蔵のタイプ
 SONYのHAP-S1、あるいはパソコン周辺機器でなじみ深いBUFFALOのオーディオブランド:DELAのHA-N1AH20/2などがあるが、ハードディスク付きのNAPというのは少数派だと思う。

 パソコンを介さない自動リッピングや音源販売サイトからの自動ダウンロードが可能。ただし、ハードディスクは消耗品(4,5年で壊れる)であることと、容量/価格比はどんどん低廉な方向へ向かっているので、ハードディスク装置は別で購入する方法が主流になる。


〇CDプレーヤー内蔵のタイプ
 YAMAHA/CD-N301やDENONのRCD-N9のように、数万円の初級機にこのタイプのラインナップが豊富。
DENON CDレシーバー Bluetooth/NFC/ハイレゾ音源対応/ネットワーク機能 ホワイト RCD-N9-W

DENON CDレシーバー Bluetooth/NFC/ハイレゾ音源対応/ネットワーク機能 ホワイト RCD-N9-W

  • 出版社/メーカー: デノン
  • メディア: エレクトロニクス

 NAPにはもともとDACが載っているのだから、CDの駆動部分も乗せてしまったた全体的なコストダウンにつながる、という考え方は合理的。アンプとこれさえあれば、ほぼ何でも出来る。MarantzのM-CR611のようにアンプも内蔵したオールインワンタイプ(昔で言えばシステムミニコンポみたいな)もある。コストパフォーマンスは最強だろう。

〇NAP機能のみのタイプ
 ネットワーク機能とDAC機能+スマホ等で操作するアプリのセットのみのタイプ。アンプやCDプレーヤーが既にある人は、このタイプを選択することになる。僕が検討したのもこのタイプ。

 値段も文字通りピンからキリまでで、高級機になると数百万円もの値付けになっている。ネットワークオーディオは、オーディオ業界を再び活況に導いているようで、それは当然と言えば当然の帰結。

 CDというフォーマットの登場以来、オーディオ・マニアたちは100万円以上を投資して16bit/48khzのCD音源から血道を上げていい音を引き出してきた。しかし、2.8Mhz(2800khz)のDSD音源(あるいは24bit/96khzのPCMなどの)のような、CD企画から考えたらお化けのようなスペックの、ハイレゾ音源が販売されるようになった今、スタートラインからして土台違うわけだから、いい音を追及するマニアたちがハイレゾ対応のネットワークオーディオを組まない選択肢は無い。DSD音源の生の楽器の音に近い、奏者の息づかいが手に取るように分かる、そんな音を聞いたら、もう戻れないわけです。
 以前からマニアの間ではCDからいい音を引き出すには限界が見えた、としてアナログ(LP)に立ち返って最上の音を引き出す一派もあった。今後もこの2極に分かれていくでしょうね。

 ハイレゾ音源の出現は、我々庶民にとっても数万円で従来聴いていたものとは桁違いに音がいい鑑賞空間を作ることが出来るようにした。

 話を戻して、僕のNAP選びのポイントとしては

・NAP単体では5万円程度の予算
・AAC、WAVE、MP3、FLAC、DSDなどあらゆるファイル形式に対応、とりわけFLAC、DSDは絶対条件
・せっかくだからネットラジオやRadiko対応であること
・spotifyなどのストリーミングサービスへの対応も欲しい

 実は、一番「良さそうだな」 候補はTEAC NT-503だったんです。実売価格が9万円。色々なサイトでのレビューの音質に関する評価がずば抜けて高い。サイズはコンパクトながら、プロ・ユースのような無骨なデザインはなかなか格好いい。しかし、Radikoとairplayやspotifyに非対応で、やはり価格面でNASの購入費用も含めると12万円ほどかかってしまうため、今回は見送り。
 ネットワーク・オーディオはパソコンと同じでドッグ・イヤーで進化することを考えると、ここはやはり5万円以下に抑えておきたいところです。

 最終審査(?)に残ったのがこの4機種

〇Marantz/NA6005

〇Pioneer N-30AE


〇ONKYO NS-6130

〇YAMAHA 
※シルバーもあります。僕が買ったのはシルバーです。



 我が家のオーディオ・システムは、アンプがMarantz/PM15-S1で、SACDプレーヤーもMarantz/SA15-S1という構成なので、Marantz NA6005にしておくと、外観上の統一性も高いし、リモコンは共通になるなど、何かと便利。試聴した感じも安心のマランツサウンドで、非常に好印象。オーディオ部分は言うことは無いんですが、レビューを見ると、まず、ネットワーク回路の不具合が多いらしく、不具合が起きるたびに電源ケーブルを抜き差しして対応しているようなユーザーさんもいるようで、しかもUSBメディアの認識不良もあるらしい・・・。レビューの中には『パイオニアもオンキョーもヤマハも、自社内にカーオーディオやネットワーク機器の生産部門があって、ネットワークに関する技術が高いのに対し、D&M(デノン・マランツ)はそこら辺が弱い、もう少し進化を待った方がいい』という意見もあるようで。今回は、マランツは見送り。

 オンキョーのNS-6130は全般的によくまとまっているんだけれど、試聴した音が好みでは無かった(僕がもっとも重要視している、「本物の楽器の音に近い」という点で弦楽器の音がちょっと違和感があった)、この3製品を試聴した感じでは、ヤマハの音が(楽器の原音再現性という点で)一歩リードしている感じがあった。
 最後は、木管や金管の音が伸びやかに聴こえたパイオニア/N-30AEとの一騎打ちになったが、パイオニアがBluetooth非対応ということで、最終的にはヤマハに決めました。あと、ヤマハはネットワーク技術、特に無線LANルーターのメーカーとして業界内でも評価が高く、そのあたり安心して使えそうだという要素もありました。
 しかし、そこまでこだわったBluetooth搭載だったが、購入後にNP-S303では自分が想定していた事が、すべて出来るわけでは無いことが発覚。これについては記事を改めて(笑)。まあ基本的には、Bluetoothは一番最初のペアリングさえうまくいけば、Wifiよりは通信は安定しているので、間違った選択ではなかったとは思っています。

 しばらく、ネットワーク・オーディオの記事が増えると思います。


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