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岡山フィルハーモニック管弦楽団『第九』演奏会 2018 秋山和慶指揮 [コンサート感想]

岡山フィルハーモニック管弦楽団『第九』演奏会 2018

ベートーヴェン/交響曲第9番ニ短調「合唱付」

指揮:秋山 和慶
ソプラノ:塚村 紫
メゾ・ソプラノ:岡村 彬子
テノール:征木 和敬
バリトン:山田 大智
合唱指揮:堀 俊輔
合唱:岡山第九を歌う市民の会
コンサートマスター:高畑壮平

2018年12月9日 岡山シンフォニーホール

 オーケストラは聴く度に良くなっていく。秋山さんの明晰なタクトに良く反応し、シェレンベルガーとはまた違ったベートーヴェンの音楽世界を堪能した。第4楽章最後のオーケストラだけの部分の追い込みは喜寿を迎えた指揮者とは思えない切れ味。ああ、これぞ秋山さんの音楽だと。
 特にホルン首席の梅島さん、彼は本当に凄い。ソロの箇所それぞれで違った音色で会場を魅了する。彼が岡山フィルの首席でいてくれる時間は、そんなに長くないのでは、と思う(必ず一流オケのポストに就くでしょう)。

 一方、合唱も含めた第4楽章は、ちょっとまだ戸惑っています。迫力は凄かったです。岡山フィルの第九史上一番声が出ていたかもしれない・・・。途中で「このペースで歌って、最後までもつのだろうか・・・」と、心配になったほど。文字通りホールが「震撼」するような迫力がありました。だから、合唱団の方々の鬼気迫るパフォーマンスには精一杯の拍手を送りました。
 でも、僕が思っていた秋山さんと今の岡山フィルのコンビが紡ぎだすであろうベートーヴェン、そしてシェレンベルガーが2回振って、本場ドイツのディクションを感じさせる、従来の「ザ・第九」とは一線を画した、新鮮なベートーヴェンの9番で積み上げてきたもの、その延長上の演奏ではなかった・・・ということで、どう捉えるべきか言葉が出てこない。
 会場はたいへんな盛り上がりでしたから、こうして戸惑っている私は少数派なのだと思います。

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岡山フィルの2019/20シーズンの日程 [岡山フィル]

 岡山フィルの来シーズンについて、会員向けに日程のみのチラシが来ていたので転載。
 ※印の予想演目はシェレンベルガーさんのHP情報を基にした予想です。
 出演者やプログラムの発表は、もう少し先になるとのことですので、発表され次第ここに追記していきます。
2019年5月26日(日)15:00開演
第60回定期演奏会
(※シェレンベルガーの指揮で、R.シュトラウス/ドン・ファン、ブラームス3番?)
2019年7月21日(日)15:00開演
第61回定期演奏会
(指揮者、演目、情報なし)
2019年10月20日(日)15:00開演
第62回定期演奏会
(※シェレンベルガーの指揮で、ブルックナー/ロマンティック、ほか)
2019年12月15(?)日(日)15:00開演
岡山フィル第九演奏会
(※シェレンベルガー指揮予定)
2020年1月26日(日)15:00開演
岡山フィルニューイヤー・コンサート
(指揮者、演目、情報なし)
※同時期にシェレンベルガー指揮カメラータ・ザルツブルク来日公演か?
2020年3月22日(日)15:00開演
第63回定期演奏会
(指揮者、演目、情報なし)
 来年度は定期公演年6回になり(定期演奏会4回、第九、ニューイヤー)、どんどん充実していっています。
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岡山交響楽団第66回定期演奏会 [コンサート感想]

岡山交響楽団第66回定期演奏会
 
リスト/交響詩「前奏曲(プレリュード)」
ドビュッシー/小組曲(ビュッセル編)     
 ~ 休憩 ~ 
サン=サーンス/交響曲第3番「オルガン付き」
 
指揮:杉本 賢志
 
2018年11月25日(日) 岡山シンフォニーホール
 
 躍動感と一体感のあるエキサイティングなコンサートだった。
 
 岡山交響楽団はアマチュア・オーケストラで、岡山県下では、ここと保科アカデミー室内管とアンサンブル早島、倉敷管弦楽団が「四天王」といっていいと思う。しかし、ここ4年ほどは出勤日と重なり休みもなかなか取れないため、ほとんど聴けていなかった。今回は2週連続の台風襲来の影響で岡山フィルの10月の定期演奏会に行けなかったこともあり、職場の上長が気を効かせて特別に許可が出た。開園時間が2時間繰り下がって16時になったことも良かった。
 
 今回のプログラムで中心になるのはサン=サーンスの「オルガン付き」だが、そのサン=サーンスが尊敬していたリストの代表的交響詩作品とサン=サーンスとはフランス楽壇内で対立関係にあったドビュッシーとの組み合わせで、構築的なドイツ管弦楽曲とは全く異なる独特の浮遊感と多幸感を表現したドビュッシー、そして、保守的な楽曲スタイルを継承しつつも全くスキのない見事な管弦楽技法をみせるサン=サーンス、と、三者三様の世界を見事に表現していたと思う。
 (後日追記) 
 ・客席はよく入っていました。1・2階席のみの開放だったが、開演直前に来た人が空席を探すのに苦労する感じの、ほぼ満席。

・リストのレ・プレリュードは「嵐」の場面から凝縮された充実したサウンドか聴かせてくれた。特に弦楽器の厚みのある音を堪能した。岡山フィルの長坂さんなど何人かプロの奏者の方が入っていたが(トレーナーをされているのかな?)、それもサウンドの充実に寄与したのかもしれない。

・ドビュッシーの小組曲は、岡山大学交響楽団が十八番にしている、という印象がるが、同オケ出身者が多いこの岡響は流石のこなれた演奏で、社会人オーケストラならではの味わい深さと、ドビュッシーの楽曲が持つ独特の馥郁とした香りが漂ってくる。見事な演奏!

・今回はこよなく愛するサン=サーンスの「オルガン付き」が演奏されるということで、本当に楽しみにしていた。すぐの思い返せるだけで、P.ヤルヴィ&パリ管、大植英次&大阪フィル、ロジェストヴィンスキー&読響、小林研一郎&日本フィル、大山平一郎&大阪シンフォニカー、岡大交響楽団など、チャンスがあれば足を運んできた。
 生演奏を聴いてきての結論は、『中期ロマン派の中庸な作品』のイメージと難易度のギャップだ。第一楽章での細かい音の錯綜・積み重なり、この曲の印象を左右するキリスト教的世界を具現化する必要がある第2楽章、そして第4楽章での音楽のうねりの持って行き方。全楽章を貫く循環主題の見せ方など、本当に難しいと思う。マーラーの「巨人」とほぼ同時期の作曲であるが、実演で両者を聴いてみると、マーラーのようなエキセントリックさは無いが、管弦楽技法の奥深さは勝に劣らないものがある。

・そうなるとアマチュアのオーケストラが演奏するには、かなり難しい場面があり、第1楽章でそうした難しさを聴く者に感じさせたものの、第1楽章中盤以降は揺るぎのない音楽の骨格が感じられるどっしりとした演奏になった。

・特に第4楽章でのじっくりとしたテンポでマッシヴに進んでいく音楽は見事で、中間部のサン=サーンスの天才的な技法を感じさせる場面の演奏は素晴らしかった。

・岡山シンフォニーホールにはパイプオルガンが無いため、電気オルガンでの(スピーカーから音を出す)演奏になったが、第4楽章の冒頭ではさすがに人工的な音色を感じてしまったが、奏者の方のタッチの変化が素晴らしく、他の場面ではスピーカーからの音であることを意識させなかった。
 
・アンコールにはエルガーの行進曲「威風堂々」第1番。この曲は何度も聴いているが、オルガンが入った演奏は初めてかもしれない。オルガンが入ると、これほどの昂揚感があるのか、と感動した。プロムスの気分が少し味わえた感じ。こんな見事なサウンドが聴けるのなら、同じエルガーのエニグマ変奏曲やウォルトンのベルシャザールの 饗宴もこの電気オルガンで出来そうだなあ。
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広島交響楽団の『福山定期会員』 [コンサート準備]

 今年度から、岡山フィルの定期演奏会(マイシート)会員に加えて、もう一つ「定期会員」になりました。
 それは、広島交響楽団の『福山定期会員』です。
 
 でも、この『福山定期会員』って、ちょっと不思議な会員制度なんですよ。なんせ、福山定期演奏会というのは年に1回しかありません。年に1回しかない定期演奏会で会員制度があるのは、しかも、翌年度も同じ席を引き継げるというのは、この広響の「福山定期会員」ぐらいしかないんじゃないでしょうか?
 
 しかし、会員の特典はかなり充実していて、まず、初年度はS席4200円のところが200円引きの4000円に、2年目以降は3500円と、700円の割引にになります。これは1ランク2ランク下のA席とB席の中間の値段になりますから、毎年のように聴きに行っている聴衆からすると、チケット取りの手間も省けるうえになかなかお得ですよねえ。私の場合は岡山~福山のJRの運賃が970円ですから、往復交通費込みで5千円台になるのは大きいです。
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 他の会員特典も通常の定期演奏会会員と全く同じで、一番大きいのは定期演奏会・名曲コンサート・ディスカバリーシリーズのチケットを2割引で買えることです。会報誌の「トレンド広響」も送ってくれるとのこと。
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 広響の定期演奏会や名曲コンサートは、土日にも開催されることがあるので、ちょくちょく広島まで聞きに行く人にとっては、かなりお得な制度だと思います。
 広響の福山定期はふくやまリーデンローズでのクラシックのコンサートとしてはお客さんが入る方だとは思いますが、これまで満員になることは無く、2000席のホールのせいぜい6割から7割程度の客の入りで、席にこだわりが無ければ当日に行ってもチケットが買えていました。岡山市内にチケットを買えるプレイガイドが少なく(ぴあ・ローチケはいい座席の割り当てが無い、岡山シンフォニーホールとリーデンローズがもうちょっと協力すればいいのにねぇ・・・・)、ここ数年は前売り券を買わずに当日券で聴いていました。そうすると、ちょっと疲れていたり急に他の用が入りそうになると、「まっ、今回は行かなくてもいいか」となっちゃうんですよね。そういう私のようなぐうたらな浮動客をしっかり捕まえておくという意味では非常に効果的でしょうね。
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 メリットはそれだけではなくて、もっと大きなメリットは、『ファン意識が呼び覚まされる』というのが大きいんじゃないでしょうかね。これまでは「コンサートがあるから聴きに来ました」という意識の聴衆が、「会費」という形で身銭を切って毎回同じ席で聴いて、定期的に会報誌が送られてくる。会員だけ招待される感謝コンサート(広島市内)にも行こうと思えば行けます。そうすると福山周辺の人々にとって広島交響楽団が「おらが街のオーケストラ」になっていく。うまくすれば年に2回以上の開催になるかもしれない。定期演奏会の会員制度導入の威力は岡山フィルのマイシート会員で思い知った筆者にとっては、福山定期会員の定着で岡山県南部の聴衆にとっても選択肢が増えることを期待しています。
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内田光子 ピアノ・リサイタル 2018倉敷公演 [コンサート感想]

第104回くらしきコンサート
内田光子 ピアノ・リサイタル ~シューベルト ソナタ プログラム~
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第4番 イ短調 D537
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第15番 ハ長調 D840
  ~ 休 憩 ~
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D960
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2018年11月4日 倉敷市民会館
  自分の瞳が涙で溢れていくのがわかった。心に染み渡るシューベルトの音楽。孤独と死の狭間で奥へ奥へと沈み込んでいく。内田さんのピアノは心を開いてくれているのが分かるから、自分の心もどんどん開かれ、導かれていく。
  帰り道はすごい疲労感。しらないうちにものすごく集中して聴いていたんだなあ。また、こんな体験ができるだろうか。
(以下、後日追記分)
 
 僕はよきシューベルト聴きではない(そもそもよきピアノ聴きですらないのだが・・・)、シューベルトのソナタは19・20・21番が傑作ということで、何度か録音で聴いたことはあったが、だいたい最後までは集中して聞けなかった。ピアノ・ソナタ集全体を見ても、ベートーヴェンのように最後の3大ソナタを頂点に、月光・熱情・ワルトシュタイン・悲愴と、どこから切り込んでも夢中にさせてくれるのに対し、シューベルトは朴訥としていて、内省的で、どれから聴いて行ったらよいのか掴みかねていた。
 
 しかし今回、内田さんのシューベルトはシューベルトの孤独と死生観と美に引きずり込まれるように、一瞬たりとも退屈することはなかった。しぜんと音楽に没頭でき、家に帰ってきてこの3曲を聞くと「これほど美しい音楽だったのか・・・」と茫然自失するほど、魅力的な作品だと感じた。まったく感性が180度変わってしまったのだ。
 
 語弊を恐れずに言えば、内田さんの演奏は、どうしたら聴取が喜んでくれるだろうか?ということは一顧だにしない。自らに正直でとことんまで深く音楽に傾倒し、そして音楽を通じて内田さんという人間すべてをさらけ出している。
 2曲目のソナタ15番が始まるとき、舞台上のライトの照度を上げた瞬間、内田さんは舞台袖に向かって「やめてください」と不快をあらわにした。すぐに会場側が対応すると、静まり返った客席に腕を広げて、とびきりお茶目な笑顔で笑いかけた。ほとんどのピアニストは、その場は我慢してから舞台裏に戻ってから会場の担当者に抗議することだろうが、こんなところまで自分の感性に正直であるところに内田さんの生き方を感じた。
 内田光子を聞きに来る客は、聴取が喜ぶような表面的な音楽は期待していない。特別な体験を期待してきている。会場の雰囲気もそんな空気があった。
 
 たぶん、細部にまで綿密に作りこまれていると思うのだけれど、音楽への傾倒の深さや描く世界のスケール、そして天空を駆けるような自由さに、聴く者は身を委ねるしかない。
 後半のソナタ20番が始まった瞬間の胸が締め付けられるような美しく切ない音楽、いまだにあの瞬間の音楽が頭の中で鳴り響いています
 
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 ほかにも、内田さんの演奏に比べると些細な今回の収穫として、この倉敷市民会館においてピアノ・ソロの演奏を聴く、自分にとってのベストポジションが見つかったことだ。ピアノ・ソロのコンサートを聴くにはこのホールは大きすぎるし、私の好きな2階正面1列目に座っても演奏者が遠すぎて蚊帳の外に置かれたようになってしまうのが悩みだったが、今回の席は拍手の聞こえ方からして迫力が違った。ツイメルマンの時もこの席で聞いて居ればよかったのになあ、と思った。
 座席選択は人によって感じ方が全く異なるので、詳しい場所は書きませんが、面識のある方から聞かれれば答えますので、また声をかけてください。
 
 アンコールはシェーンベルクの6つの小品から第2曲。
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読響ハートフルコンサート in 岡山 [コンサート感想]

読響ハートフルコンサート in 岡山
2018年10月26日  岡山大学病院 入院棟スカイラウンジ



 当分パソコンに向かえる時間が、寝る前の10分ぐらいしか無くなってしまいました、まあでも生活自体は結構充実しています。コンサートに行くペースも落ちますし、更新はもっとゆっくりになりますが、ぼちぼちと更新していきますので、よろしければたまに覗いていただけると嬉しいです。
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 岡大病院に行ったときに、この読響ハートフルコンサートのポスターを見て、時間が合えば行ってみようと思っていたコンサート。本来は入院患者さんらの福利厚生のためのものかもしれないが、読響の奏者の演奏を聴ける機会は貴重。
 会場は、入院棟の11階にスカイラウンジがあり、入院患者と見舞いの方との面会や、長期入院者のリフレッシュの場として提供されているスペース。この日は入院患者さんを中心に、150人ほどが集まっていた。
 読響の皆さんは、さすがに厚みのある濃厚で緊密なハーモニーを聞かせ、3年前の読響大阪定期の第九(当時はまだザ・シンフォニーホールで開催されていた)の冒頭での、厚みがありつつもシルキーな弦の音に鳥肌が立ったのを思い出した。弦楽四重奏サイズでも、読響のエッセンスを感じさせられ、聞きに来てよかった。
 薄田さんは岡山のご出身で(薄田泣菫とつながりがあるのかな?)、岡山のエピソードを交えながら曲紹介をされていた。
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岡山フィル街角コンサートの日程と感想 [岡山フィル]

 10月9日(火)から13日(土)まで、岡山市内の各地で『岡山フィル街角コンサート』が開かれます。
 
 自分用の覚え書き用ですが、基本的に無料のコンサート(オリエント美術館のみ入館料が必要)ですし、仕事帰りにも聞きに行ける時間設定のものもありますので、ご興味のある方は聴きに行ってみてはどうでしょうか?
 
 本文中に「第〇〇公演」と書いていますが、公式には公演番号は振られていません。自分が覚えやすくするためと、大阪クラシックや金沢の風と緑の楽都音楽祭みたいになって欲しいという願いも込めて勝手に振っています。
 
 あとは、具体的に、曲目やどの団員さんが演奏されるのかが知りたいのですが・・・。公式発表はされていないんですよねぇ、うーん・・・
(10月9日追記)
 自分が聴きに行ったコンサートの感想は、下に順次通過していきます。
 
10月9日(火)
第1公演 12:15~12:45 中国銀行本店前広場 
     金管五重奏
第2公演 18:00~18:30 ホテルグランヴィア岡山ロビー
     弦楽四重奏 
 行って来ました。
 弦楽四重奏のメンバーは、1stVnが近藤さん(岡山フィルコンミス)、2ndVnが河野さん、Vaが大道さん、Vc佐藤さん。
 プログラムは1曲目が運動会でよくかかる曲(曲名忘れました)から始まって、(2曲目失念)、涙そうそう、アイデア(「半分青い」のテーマソング)、「せごどん」のオープニング曲、情熱大陸など。
 よくよく考えたら、仕事帰りに岡フィルのコンサートに行くのはこれがほぼ初めてだったかもしれない。弦楽器の音はやっぱりエエですなあ。普段は意識しないけれど頭の中の火照ったような疲れがどんどん静まっていく。。。。
 お客さんは、これ目的で来た人は少なかったけれど、ホテルのロビーという立地もあって、インバウンドの外国の方々などが耳を傾けておられました。
 
10月10日(水)
第3公演 12:15~12:45 上之町商店街アムスメール時計台前(シンフォニービル南西角)
     弦楽四重奏 
第4公演 18:30~19:30 岡山市立オリエント美術館(※入館料が必要)
     木管五重奏 
 「街角コンサート」と言っては失礼なぐらい、クオリティ・ボリュームともに高いコンサートでした。
 このオリエント美術館の中央ホール、この会場は木管五重奏のモンでっせ。むちゃくちゃ音が伸びてまろやかにブレンドされて、ハーモニーが聴こえた瞬間「おほほほほーーーー」と感心してしまった。
 演奏は岡フィル・モッカンズ(左からFl:岡城さん、Ob:上田さん、Fg:小野さん、Hr:藤原さん、Cl:お名前失念しました、すみません、団員さんではないのかな?)、曲目は、プーランク  ノヴェレッテ、2曲目失念(クラシックの有名な部分のメドレー)、日本の民謡メドレー、アメリカン・フォークメドレー、yesterday、ポルカ「観光列車」、ハイドンのディベルティメント。
 特にハイドンのディベルティメントに鳥肌!この曲(特に第2楽章)、こういう石造りの建物で演奏されるのを想定して書かれたんじゃないか、そう思うほどオリエント美術館の石造りの建物にマッチしていた。
 野村さんの司会ぶりも面白く(日本の歌メドレーの編曲者の近衛珍念さんの話や、ファゴットの語源が『薪の束』という意味だとか、たいへん興味深かった)、演奏も素晴らしかった。会場も用意された席はほぼ埋まっていたが、もっとお客さんが入って欲しいコンサートだった。
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※開演前に撮影
10月11日(木)
第5公演 12:15~12:45 JR岡山駅西口コンコース10月12日(金)
     金管五重奏 
10月12日(金)
第6公演 12:15~12:45 岡山一番街ハレチカ広場
     木管五重奏
 岡山駅の地下街である岡山一番街のハレチカ広場(昔は「イルカの広場」と言われていたが)で行われた。メンバーは岡フィルモッカンズ:一昨日のオリエント美術館と同じメンバー。曲目は、オリエント美術館公演と共通するものも在ったが、水戸黄門、川の流れのように、など、より親しみやすいものを取り上げた。
 この会場は、ほぼ残響がない、そして雑踏のなか、という悪条件だったが、フルート、オーボエ、クラリネットは強めに演奏することでバランスの良いアンサンブルを聴かせてくれた。13時から用事があったので中座したが、用意された座席は満席で、その倍ぐらいの立ち見客があるなど、大盛況だった。
 昨日から街角コンサートはお昼の公演のみだが、日曜日には定期演奏会があるので、ちょうど昨日からリハーサルをしているはず。その合間を縫ってのコンサートで、奏者の方々には頭が下がる。
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10月13日(土)
第7公演 12:15~12:45 JR岡山駅西口リットシティビル「ひかりの広場」
     木管五重奏、弦楽四重奏、小編成オーケストラ
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ワルター・アウアー meets シュトゥットガルト室内管弦楽団 岡山公演 [コンサート感想]

ワルター・アウアー meets シュトゥットガルト室内管弦楽団 岡山公演
モーツァルト/セレナード第13番ト長調 K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
プロコフィエフ/フルート・ソナタニ長調
 ~ 休 憩 ~
バーバー/弦楽のためのアダージョ
チャイコフスキー/弦楽セレナードハ長調
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 7月以来、水害や台風に苦しめられた岡山。9月以降も台風が続々と通過し、昨日も台風25号が接近中ということで、客足は鈍く、観客は800人~900人(5割弱の入り)といったところ。開演15分前に到着しても、ホール地下の自転車置き場に空きがまだまだありましたからね。もっとも、こんな強風の日に自転車で来る私のような者の方が奇特なのだろうが。
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 JRが止まるのを危惧してこれなかった人も多かっただろう。10月には入ってまで水害に遭うというのは本当にこれ以上は勘弁してもらいたい。
 シュトゥットガルト室内管弦楽団と言えば、往年のクラシック音楽リスナーにはカール・ミュンヒンガーとの録音が思い出されるところ。今回は指揮者無しで弦楽合奏のみの演奏だった。しかし。モダン楽器による豊かな響きで勝負するスタイルは健在だった。
 まず、フルートのソロ。プロコフィエフのソナタの弦楽合奏版でソロを取るのは、ウィーン・フィルのソロ・フルート奏者である、ワルター・アウアーさん。ここ数か月ほど忙しくて、今回もシュトゥットガルト室内管のネームバリューでチケットを買ったので、当日、配られたプログラムを見て『へー、ウィーン・フィルの首席なんだ』ぐらいの認識だったが、アウアーさんが姿を現してから「あっ」と声が出そうになった。2年前の京響5月定期で聴いた、モーツァルトのフルート協奏曲での演奏を思いだしたからだ。あの見事なフルートがこれから聴けるのか!という高揚感が一気にこみあげて来る。

 当時の自分のブログには、こんなことを書いている。
 『去年、同じくウィーンフィル首席のカール・ハインツ・シュッツの柔らかくニュアンスたっぷりのソロを聴きましたが、アウアーさんはそれに輪をかけて精妙でまさに天衣無縫、息を直接吹き掛けて出す音なのに、なぜあんなに透き通った音が出るんでしょう。』
 精妙で天衣無縫、驚異的な透明感、というのは当時の感想と共通するのだけれど、今回は前回以上に心が揺さぶられた。今回聴いた印象は、アウアーさんのフルートは、舞台上に地上の極楽浄土「パラディース アウフ エールデン」を現出しているかのようだ。精妙・透明感とかいう言葉では言い表せない、この幸福はなんなんだろう。
 京都コンサートホールで聴いた音よりも、いっそう艶やかで深みがあり、音の芯がはっきり聴こえて来る。岡山シンフォニーホールの音響は、竣工26年目にして、今が最上の音が響いていると思う。こんなにも美しいフルートの音が絶妙の豊かな残響ホールに響き渡る。これを極楽!と言わずして何という。
 プロコフィエフの曲は、スラヴの民俗音楽を感じさせる曲調や独特のリズムがある一方で、感情に任せるような場面がほとんど無くて無機的な和声が続く、というのが特徴だと思ってていたが、プロコの曲を聴いてこんなに幸福感が感じられるとは・・・。アウアーさんに付けたオーケストラの柔らかい伴奏も素晴らしかった。
 オーケストラの編成は、1stVn:5→2ndVn:4→Va4→Vc3、VcとVaの間の後方にCbが1本、という弦楽アンサンブル。こんな小規模の編成なのに、この芳醇で力強い豊かな響きはなんなんだ!?響きの豊かさは、倍のサイズの8型のオーケストラにも匹敵するのではないか?と思う。特にコントラバスが1本しか居ないなんて信じられない豊かな低音が感じられる。
 ダイナミクスは鮮やかにも関わらず、ピリオド系の合奏団とはちがって、角が丸くまろやかで気品に溢れている。そして、その音の強弱に込められた情景の表現が本当に凄い。pやppは単に音が小さい・弱いじゃなく、悲しみだったりむなしさだったり、美しいものに出会った時の静かな喜びだったり、例えばバーバーの弦楽のための 深い深い悲しみに心が揺さぶられるし、チャイコフスキーの弦楽セレナードの緩徐部分はため息が出るほど美しかった。
 コンサートミストレスの方がアイコンタクトや体の動きで全体のタイミングを合わせていくのだが、基本的にはお互いのパートを聴き合っていて、阿吽の呼吸で合ってしまう。コンミスさんが前に出れば音が凝集し、後ろへ下がればふわっと響きが拡がっていくのが興味深かった。
 なお、ソリストアンコール(前半)と、オーケストラアンコール(後半)は次のとおり。

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 今回の主催は岡山シンフォニーホール直営だったようで、安定した運営で安心した。台風が接近しているので、緊急避難情報の『キンコンカンコンキーン』というチャイムがあちこちで鳴ったらどうしよう・・・という危惧があったが、携帯電源OFFのプラカードを持ったレセプショニストたちが控えめにかつ徹底した周知のおかげか、そういう事故は無かった。聴衆が少ないのは残念だったが、私が(勝手に)特等席と思っている席の周りにはほとんど人がおらず、ゆったりと聴くことが出来た。
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I am a SOLOIST あなたも岡山フィルと共演しませんか XⅣ [コンサート感想]

I am a SOLOIST あなたも岡山フィルと共演しませんか シリーズXⅣ
第一部
岩崎 史(Vn) メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲から第1楽章
奥原 幸(Vn) サン=サーンス/ヴァイオリン協奏曲第3番から第
※所用要により、筆者はここから参加
片岡 健都(Pf) ハイドン/ピアノ協奏曲第11番から第1楽章
天野 響(Pf) モーツァルト/ピアノ協奏曲第23番から第1楽章
萩谷 奈々子(Pf) シューマン/ピアノ協奏曲から第1楽章
第二部
ゲスト演奏:松本 和将
チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番
指揮:村上 寿昭
コンサートマスター:高畑壮平
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 所用によりヴァイオリンの2名の演奏を聴くことは叶わなかった。実は、お目当ては松本和将さんのピアノだったのだが、ピアノの3名の演奏も大いに楽しめた。
 片岡さんのハイドンはとっても清新な演奏で、彼の心の純粋さがにじみ出ているようだった。第2部の松本さんのトークにもあったように、「経験を積んでいくと出せない音がある」まさにそんな音楽だった。
 天野さんは中学生のようだが、この年齢でこれだけモーツァルトが弾けるというのは驚異!暖かみのある音は師匠の一人である関本さんの影響かも、関本さんのモーツァルトもとても暖かみのある音楽だった。
 萩谷さんは大学生で、さすがにこの年齢になると表現の幅も色彩も豊富になる。堂々たる演奏だったが、オーケストラに合わせるような機会がもっと与えられれば(それはとても難しいことだけれど)、もっと良くなるように思う。
 もう一つの注目点でもあった、岡山フィルの伴奏だが、これはもう見事というほかなかった。10月から採用になる7名の新首席奏者は居ない状態で、客演首席もホルンの蒲生さん(大フィル)とチェロの田中さんなど少数、それでもこれほどの演奏を聴かせてくれたのは、指揮者の村上さんの手腕も大きいとは思うが、やはりシェレンベルガー時代に入ってからの蓄積がものを言っているように思う。
 私自身5月の定期演奏会以来、岡山フィルを聴く機会が無く、フルサイズのオーケストラの演奏会自体も6月の日本センチュリー響のブルックナー7番以来で、体全体を包むようなオーケストラ・サウンドに飢えていたのだが、ハイドン・モーツァルトで聴かせた愉悦あふれるピュアなサウンド、シューマンで聴かせた重厚かつ芳醇なサウンドに酔いしれた。

 個々の奏者ではオーボエの沼さん、クラリネットの松本さんが光った。特にチャイコフスキーでのオーボエのソロは見事だった。ここに、10月からは首席奏者が加わって、オーボエの工藤・沼、クラリネットの西崎・松本という布陣は、在阪・在広オーケストラにも対抗できる布陣ではないだろうか。
 実は、グリーグのコンチェルトの冒頭のピアノ→木管のソロが終わった後の北欧の景色を思わせるような部分で、パート同士の連携の足並みが乱れが見られたのだが、村上さんの指揮はいかにも斎藤秀雄直系で、小澤さん秋山さんの薫陶を受けたバトンさばきですぐに収拾された。指揮者だけでなく、ここでのコンマスの高畑さんが、決して「俺についてこい!」という感じではなく、「大丈夫大丈夫、呼吸を合わせていこう」という感じの落ち着いた対応をしているのが印象的で、なるほど、シェレンベルガーさんが三顧の礼で首席コンマスに迎えたは、こういうことだったか、と高畑コンマスの楽団を導いていく手腕を感じられた。
 5年ほど前までの、時折音が固くなったり、音楽の生気が物足りない場面があった岡山フィルとは、もう別のオーケストラだ。音楽の瑞々しさや生気溢れる息遣いは、岡山フィルに深く刻まれている。
 さて、第2部の松本さんによるチャイコフスキーの1番コンチェルト。オーケストラに導かれて、ピアノの和音の跳躍を聴いた瞬間、涙腺が緩むほどに感激した。これが世界レベルの輝かしい音なのか。スタインウェイが喜んで鳴っているようだ。
 松本さんは終始、たいへんな熱演で、プロ奏者によるエキシビションというテンションではなく、まるで定期演奏会のメイン曲のようだ。オーケストラも松本さんに呼応して、勢いのある充溢した演奏を聴かせ、特に第3楽章ではソリストとオーケストラの音楽が互いを刺激し合い、ステージと会場の熱気がシンクロする幸福な時間が訪れた。コンマスの高畑さんが笑みを浮かべ、指揮者の村上さんが音楽に酔いしれる様な表情を浮かべていたことが、このコンチェルトの演奏の充実ぶりを顕著に表していたように思う。

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リッピング+ネットワーク・オーディオで未聴CD制覇をめざす [ネットワークオーディオの愉しみ]

 今から10年ほど前のこと、「ミチョラー」という言葉が流行した。ミチョラーとは、昔なら1枚3,000円以上かかった偉大なるマエストロやヴィルトゥオーゾたちの演奏が、1,000円未満、場合によっては200円程度で手に入ってしまうようになり、特に「バロック・マスター・ワークス」や「バッハ大全集」など何十枚ものCDが入った激安廉価BOXについつい手が出てしまい、鑑賞枚数が購入枚数に追いつくことが無いクラシック・オタクたちが自嘲を込めてこう呼んだ。

 そして、どんどん蓄積され山のようになった激安廉価CDのBOXたちを、世界最高峰のチョモランマ山にちなんで『ミチョランマ』と呼び、多くのクラシック・オタクらが、未踏峰ならぬ未聴峰「ミチョランマ」に挑んだものの、返り討ちに遭った者が大多数で、僕もその「ミチョランマ」登頂を果たせぬまま10年が経過したクラシック・オタクの一人である。
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 しかし、僕は「ミチョランマ」制覇のためのウルトラC(死語)を編み出した。それは、ただひたすら未聴CDをNAS(ネットワーク接続ストレージ)にリッピングし、気の趣ままにNAP(ネットワーク・オーディオ・プレイヤー)をスマホで操作して聴いていく、という方法。

 CDをリッピング作業は真面目にやると結構しんどくて手間もかかる。(高額な自動リッピング機器ならともかく)いちいちCDドライブのCDを入れ替えなければならず、アーティスト名や作曲者のタグなど細かいところに凝って、根を詰めるとしんどい。だから、僕は『超』横着リッピングに徹することにした。
 本を読んだりTVを見ながら、ソファの脇に台を設けて、外部マルチドライブを接続したノートパソコンを置く(外部ドライブを使っているのは、ノートパソコン付属のドライブよりリッピング時の音質が良いからだ)、CDを入れてリッピングソフトが自動で取得してきた楽曲データをそのまま使用して、保存先のNASには、例えば「バロック・マスター・ワークス」などCDのBOXシリーズ名のフォルダを作る。直前にリッピングしたフォルダに自動で入るタイプのソフトを使っているので、後はCDを入れ替えるだけ。TVや読書に熱中して、ついつい入れ替えるのを忘れることもあるが、小一時間で10枚ほどリッピングは出来る。

 再生に使っているアプリ、ヤマハの「MUSIC CAST」はフォルダを丸ごとプレイリストに指定できるので、リッピングした先から音楽を流しっぱなしに出来る。作業用のBGMとしてかけて、「この曲、いいなあ」とか「このソリスト、素晴らしい」と思えば、即座に別のプレイリストに登録でき、また、楽曲をスマホに入れて持ち出したくなったときは、NASからダウンロードもすぐ出来る(NASのフォルダを「共有」に設定すると、Xperiaの場合はウォークマンアプリでダウンロードできる)
 CDを聞くよりもNAP(ネットワーク・オーディオ)でNASに保存したリッピング音源を聞く方がはるかにに楽だしCDで聞くよりも音がよくなるものもある(これについては別の回で触れます)、リッピングしていくと、リッピングした音源のジャケットがずらりとスマホやタブレットの画面に表示されるので、さながら自宅のCD棚が画面にバーチャル化したような快感が味わえ、「仕事した」感があるんです。

 ネットワーク・オーディオ・プレイヤー導入後は、CDをトレイに入れるという場面がどんどん減っていくでしょうね。SACDでしかハイレゾ音源を持っていないものは、やはりSACDプレーヤーの出番ですが、通常のCDの音源を聞くときは、ほとんどリッピングしたNAS上の音源を聴くようになりつつあります。

 じゃあ、CDとは完全におさらば出来るかというと、僕がまだまだ古い人間だからか、気に入っているCDは所有しておきたいという欲求をスパッと振り切ることが出来ない。
 リッピングのファイル形式は、「WAVE」とロスレス可逆圧縮音源の最終決定版と言われる「FLAC」を使っている。全て「WAVE」ファイルで保存すればCDの完全コピーが出来るが、容量をべらぼうに食ううえに「WAVE」には、タグが付けられない欠点もある。あと、テクノロジーの進歩で「FLAC」以上の高圧縮・高音質技術が登場するかも知れないので、元のCDは持っておきたい。
 だいいち、リッピングしたCDを売ってしまうと、自分の所有していない音源の複製コピーを持っていることになり、権利上はかなりグレーゾーンになる行為なのでは?という心配もある。

 というわけで、まだまだCD棚からCDが消えることは無さそうだが、リッピングを愉しみながら、ミチョランマ制覇に向け、これまで日の目を皆かった素晴らしい音源たちを次々に味わっていこうと思う。

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