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岡山フィルなどの2017シーズンのコンサート情報(追加版) [各地プロ・オケの年間プログラム]

 遅まきながら、あけましておめでとうございます。まだ2016年のコンサート通いの総括も出来ておりませんが、とりあえず岡山フィルや津山国際総合音楽祭のコンサート情報について挙げておきます。

 シェレンベルガー氏の公式ホームページによると、今年の岡山フィルの第九はシェレンベルガーが指揮するようです。

2017年12月10日(日) 岡山シンフォニーホール
ベートーヴェン/交響曲第9番「合唱付」
指揮:ハンスイェルク・シェレンベルガー

 第九演奏会にシェレンベルガーが登場するのは2回目になりますが、今年はベートーヴェンの2、5,6、7番を採り上げたうえでの9番となるので、いっそう深化した第九が聴けそうです。去年の12月の第九も飯森範親さんの元、ベーレンライター版で完成度の高い第九を仕上げたそうですから、シェレンベルガーのタクトを受け入れる下地はかなり出来ていると思います。万難を排して聴きに行きたいと思います。

2018年5月20日(日) 岡山シンフォニーホール
岡山フィルハーモニック管弦楽団第56回定期演奏会
モーツァルト/交響曲第40番
マーラー/交響曲「大地の歌」
指揮:ハンスイェルク・シェレンベルガー
独唱:不明

 うーおおおお!ついに来ました『大地の歌』、シェレンベルガーが日本のオーケストラで、しかも首席指揮者である岡山フィルでやってみたいと言わしめていた名作中の名作が、ついに披露されることになります!!

 それから同ホームページには、2018年の4~5月に、カメラータザルツブルグと岡山バッハカンタータ協会の共演で、ザルツブルグとウィーンへの演奏旅行の予定も記載されています。プログラムは未定ですが、先日のモーツァルトのレクイエム以外の楽曲であれば、日本での凱旋公演もあるかもしれません。

 ただし、上記の予定はシェレンベルガー氏のHP上の情報であり、主催者発表情報ではありません。以前にもプログラム等が差し変わったこともあるため、あくまで参考情報として読んでください。

 それからもう一つ話題を。

 今年の津山国際総合音楽祭の開催概要が発表され、次のプログラムの予定が掲載されています。その中にこんなプログラムが・・・

2017年10月21日(土) 津山文化センター大ホール
マーラー/交響曲第4番
指揮:下野竜也
ソプラノ:今久保宏美
管弦楽:京都市交響楽団

 津山国際音楽祭に久々に京響が登場します。これは本当に楽しみですね。

 しかし、この日は「絶対に行こう!」と決めていた、イブラギモヴァが日本センチュリー響に登場するコンサートと被ってしまうんよなあぁぁ。どねーすりゃええ?

 また、情報が入りましたら更新します。


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岡山フィルハーモニック管弦楽団 2017/2018シーズンプログラム [各地プロ・オケの年間プログラム]

 前回のエントリーで、「岡山フィルの来季のプログラムの発表は、たぶん年明け」と書いてしまいましたが、本日発表になりました(あやうく前回のエントリーがお蔵入りになるところやった)。

岡山フィル第53回定期演奏会
2017年7月9日(日)15:00~
 ブラームス/悲劇的序曲
 R.シュトラウス/ホルン協奏曲第2番
 ブラームス/交響曲 第3番
指揮:三ツ橋敬子
ホルン独奏:シュテファン・ドール

岡山フィル第54回定期演奏会
2017年10月8日(日)15:00~
 ベートーヴェン/交響曲 第2番
 ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲
 ベートーヴェン/交響曲 第7番
指揮:ハンスイェルク・シェレンベルガー
ヴァイオリン独奏:青木尚佳


岡山フィル特別演奏会 ~ニューイヤーコンサート~
2018年1月21日(日)15:00~
 モーツァルト/歌劇「魔笛」ハイライト
 リムスキー=コルサコフ/交響組曲「シェヘラザード」
指揮:ハンスイェルク・シェレンベルガー
ソリスト未定(岡山県にゆかりのある歌手の方々)


岡山フィル第55回定期演奏会
2017年3月11日(日)15時~
 ベートーヴェン/交響曲 第8番
 ショスタコーヴィッチ/交響曲 第5番
指揮:ハンスイェルク・シェレンベルガー
 定期演奏会年3回体制は維持しますが、前回エントリーで予想した通り、特別演奏会を入れて年4回(季節に1回)のサイクルを組んできたのは、定期演奏会を年4回にするための布石だと思います。
 さて、私が感じる来シーズンの聴きどころを書きたいと思います。

 まずシェレンベルガー以外の指揮者が久々に登場する7月の第53回定期演奏会。岡山のファンの熱烈なる再登場の要望を受けてのシュテファン・ドールの登場。忘れもしない去年のアンサンブル・ウィーン=ベルリンとの共演で聴かせた、R.シュトラウスのホルン協奏曲での迫力のある鮮やかな演奏!

 蒸し暑い7月の岡山シンフォニーホールがアルプスの麓の爽やかな夏の空気になりました。吹奏楽・オーケストラの管楽器を演奏する高校生は、1000円札を握りしめてB席ユースシートを買うべし!
 指揮者の三ツ橋さんは若手の実力派の指揮者です。女性指揮者(しかも美人)ということで話題になっていますが、鮮やかな指揮技術とスケールの大きい音楽づくりには定評があります(余談ですが、大阪の2管編成の某交響楽団は、思い切って三ツ橋さんを常任指揮者に据えてみてはどうか?とかねがね思っています。それぐらい僕は評価しています)。
 岡山フィルにとっても、楽団の今後のことを考えるとシェレンベルガーばかりが登場する状況に頼っているわけにはいかない。他の指揮者との共演で、いかに「岡フィルらしさ」を発揮していけるのか?三ツ橋さんと岡山フィルは相性がいいと踏んでいます
 この7月定演にはテーマがあって、それは「英雄」。R.シュトラウスのホルン協奏曲の調性は「英雄の調性」と言われる変ホ長調。後半のブラームスの交響曲第3番は、19世紀末の大指揮者、ハンス・リヒターが「ブラームスの英雄交響曲だ」といった、堂々たる内容を持つ曲です。

 10月の第54回定期演奏会は、ソリストに青木尚佳の登場。ロン=ティボー国際コンクールで第2位に入賞しています。このコンクールは極めてハイレベルなのが特徴で、日本人の優勝者には樫本大進や山田晃子らが知られていますが、1位以外の入賞者についても、米元響子(3位)、南紫音(2位)、有希・マヌエラ・ヤンケ(5位)、長尾春花(5位)、成田達輝(2位)と錚々たるメンバーが揃います。青木さんのブルッフがたいへん楽しみです。
 ブルッフのヴァイオリン協奏曲を挟むベートーヴェンの2つのシンフォニーも対照的。テーマは「絶望と絶頂」ということになるだろうか?ハイリゲンシュタットの遺書を書いた時期に書かれた2番、『傑作の森』の絶頂期に書かれた7番。しかしながら2曲とも明朗で快活な楽曲。シェレンベルガーはこの2曲をどう描き分けるのでしょうか。

 1月の特別演奏会:ニュー・イヤーコンサート。これもプログラムが凝っています。テーマは「古代エジプトからアラビア 夢の物語」
 『魔笛』はラムセス時代の古代エジプト。神官ザラストロとゾロアスター教との符合。フリーメイソンの暗号など謎の多い作品ではありますが、モーツァルトの時代のキリスト教・イスラム教の立教の前の時代を舞台に選んだ意味が大きい。シェエラザードは言うまでもなく「千夜一夜物語」。
 そこで提案なんですが、岡山シンフォニーホールにほど近いオリエント美術館とタイアップした企画なんかがあると面白い。

 「~岡山フィルニュー・イヤーコンサート特別企画~ 魔笛とアラビアンナイト」のような小さな企画展でもいいので、岡山の音楽文化と全国でも類を見ない公立の古代オリエント専門博物館とのコラボが見てみたいですね。
 3月の第55回定期演奏会のテーマは「古典回帰とアイデンティティ」
 ベートーヴェンの8番は古典回帰の形式を取りながら、新しい時代の空気を感じさせる画期的な作品。第3楽章のメヌエットを聴いて貴族の匂いを感じる人は皆無でしょう。ベートーヴェンはこの交響曲を自分の分身のように愛し、誰にも献呈しなかった唯一の交響曲。
 ショスタコーヴィチは反革命的作曲家の嫌疑をかけられ、刑務所か強制労働送りの崖っぷちで、この曲を作曲。ソ連当局の重鎮にも解りやすいよう、古典的な作風となった。シェレンベルガーが「革命」という副題をつけていないのも彼の良心を感じます。ショスタコーヴィチはこの曲のフィナーレに「私は(社会主義を・革命を)信じない!」という巧妙に隠された自己のメッセージを入れる。
 とまあ、聴きどころは尽きません。
 最後にシェレンベルガーと岡山フィルの今後について。これまでの4年間は「バランスを重視し、響きの美しさを追求した音楽」を追求してきたように思います。一方で、今年3月のドイツ・レクイエムや6月のマーラーでは、その瞬間に生まれるニュアンスや変化を大事にする新たな一面が垣間見えました。シェレンベルガーは関西フィルや日本センチュリー(これはソリストとして)との共演で、結構、「変化する」指揮を志向していたんですよね。
 現状の岡山フィルはシェレンベルガーのハイレベルな欲求に瞬時に反応できていないもどかしさは確かにあります。一方で、岡山フィルの合奏レベルは回を追うごとに向上しているのが解る。その速度は瞠目すべきスピードです。
 シェレンベルガー首席指揮者5年目のシーズンは、どんなシーズンになるんでしょうね。 

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関西のオーケストラの2017/2018シーズンのプログラム概観(その2) [各地プロ・オケの年間プログラム]

 関西のオーケストラの来年度のプログラムについて、今回は日本センチュリー交響楽団、大阪交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団についてメモをしておきます。
※関西フィルのシーズンは2017.1~12

日本センチュリー交響楽団
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 僕が来年度、一番注目しているのが日本センチュリー交響楽団です。センチュリーは小編成になったら無敵のハイレベルなアンサンブルで、先日聴いたカメラータ・ザルツブルグと比べても、決して引けを取りません。
 去年のエントリーで 豊中文化芸術センターの指定管理者になったことで、去年「これはセンチュリーにとってもかなり有効な打開策になると思います」と書きましたが、来年度のプログラムを見てみると、この豊中名曲シリーズが成功すれば、センチュリーは資金面でかなり見通しが立って来ると感じます。
 現在は府からの補助がゼロになった楽団にとって生命線は文化庁の補助。それがオーケストラに対して付く補助金だけでなくホールの運営も手がけることで、劇場・音楽堂に対する補助金を活用することも出来るようになる。豊中文芸センターにとっても、オーケストラがあるとこで室内楽のコンサートなども展開できる。両者にとってWin-Winの関係。スポンサー企業も順調に数を増やしていて、もうかつての「公務員オケ」ではなくなりました。それもこれも人口30万人の地方都市でオーケストラを経営する飯森さんの手腕によるところが大きいのではないかと思います。
 あとはシンフォニー定期の集客力を上げられるかどうかが、カギになって来るでしょうね。
 プログラムでいうと、何といってもイブラギモヴァが登場する10月定期は必聴と言えます。昨年に引き続き名曲が中心ですが、前プロ・後プロのどちらかにひねりの聴いたプログラムが入っていて、今年度はほとんど食指が伸びなかった(チャイPコンとか苦手な曲が多かった・・・)のと対照的に、来季はシトコヴェツキー・シューマン2番の6月定期、秋山・シベリウス1番の10月定期、飯森・ガヴリリュク・ブル4の1月定期あたりを注目しています。
 ハイドン・マラソンのいずみホールシリーズは、全曲演奏会の宿命ともいえるマイナーな曲が多い一年になりそうですが、楽団自慢のソリスト陣(ホルン・コントラバス)が楽しみです。
大阪交響楽団
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 昨年は児玉音楽監督から外山ミュージック・アドバイザーに体制が変わって、かなり名曲路線に戻した感じがありました。来期のシンフォニー定期は少し大響らしさが垣間見えますが、遠征してまで(往復7000円の交通費をかけてまで)聴きに行きたいか、というと、「う~ん」というところです。
 僕が関西まで聴きに行く動機は、
①岡山では聴けないプログラム
②めちゃめちゃ上手い演奏を聴きたい
③これは大フィル限定だけど、大フィルのサウンドを浴びたい
 この3つです。大響は大響サウンドとまで言えるような特徴は無いですし、めちゃめちゃ上手オケかというと疑問符が付く。「珍しいプログラムであれば・・・」というのは児玉さんの時には特徴だったんですけど、今はそれほどでもない。
 名曲コンサートといずみシリーズで1日2回公演という「薄利多売」路線を突き進んでいて、この「デフレ戦略」で楽団が疲弊しないか・・・危惧するところです。堺市に本拠地を置いて、地域密着を標榜したのもつかの間、大阪南部での主催公演はほとんど見られません。やはり関西のクラシック音楽の人口ボリュームは、大阪北部。堺にいいホールがあれば、センチュリーの豊中のような事業が展開できるんでしょうが。
 外山アドバイザー体制になって2年目、大響が独自のサウンドと特徴を打ち出して、ネット上でも話題になる様な存在になれば・・・注目していきたいと思います。まずは、公益社団法人の認可が取れるような経営基盤の強化が課題でしょうか。
関西フィルハーモニー管弦楽団
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 今年は結局、関西フィル・フィルに足を運ぶことはありませんでしたが、ここのオーケストラは特徴的なサウンドを持っています。極めて人懐っこいというか、人間味が溢れている感じです。デュメイが音楽監督になってから、室内楽にも力を入れていて、室内楽の親密な感じがオーケストラのサイズになっても感じられるオーケストラです。
 このオケも京響やセンチュリーに比べると、めちゃめちゃ上手いオケ、というわけではないですが、いい聴衆もついていてコンサートの後には、楽団員さんとファンが一緒に談笑する姿があちこちで見かけます。
 関西フィルは組織的にもユニークで、特定非営利法人によって経営されている。友の会の会員一人一人が構成員となって、楽団を支えている。組織もスリムになり経営の自由度もある。
 来季もデュメイが登場する回が注目ですね。あと藤岡さんのRVW5番とシベリウス5番の日はかなり注目しています。  

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関西のオーケストラの2017/2018シーズンのプログラム概観(その1) [各地プロ・オケの年間プログラム]

 昨日、京都市交響楽団が来季のプログラムを発表して、関西の5オケの年間プログラムが出そろいました。その中で今日は京響と大フィルについて概観してみたいと思います。

京都市交響楽団の来季プログラム

大阪フィルハーモニー交響楽団の来季プログラム

♪京都市交響楽団
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 広上さんがさらに3年間の契約更新で12年の長期政権に。国内では札響の尾高さん、広響の秋山さんなどに次ぐ長期政権。東京・関西のオケでは最近、例が無いのでは?
 下野さんが常任首席客演指揮者に昇格?これで「常任」と名の付く指揮者が3人、「首席」と名の付く客演指揮者が2人いるというのも変な感じですが(爆)、高関さんは東京シティ・フィルに、下野さんは広響の常任指揮者に就任しましたから、とにかくいい指揮者を囲い込んでおこう、というポスト広上まで見据えた指揮者陣に目がくらみそうです。
 京響に関しては「京響の驚異的にハイレベルな緻密なアンサンブルを聴きに行く」、それ自体に意味があって、プログラムは京響の緻密で色彩に飛んだサウンドを聴ける曲目なら何でもいいんですが、今年度はやや保守的なプログラム、特に独墺モノが多くなりました。高関さんのブル5は大フィルがまだ好調を維持していた頃に聴いて素晴らしかったので、今の京響でどういう風になるか注目。ズーカーマンの7月、ボリス・ベルキンの10月、ムストネンの2月は流石のソリスト陣で「いや~、京響、お金あるんやなあ」と思いました。アクセルロッドの9月、ジェームズ・ジャッドの1月は京響の機能性の高さが生かせるプログラムで、これも注目。
 結局、年間通してほとんど注目公演、ということになりますかね。

 
♪大阪フィルハーモニー交響楽団 
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 来シーズンの定期演奏会のラインナップ発表の前日に、井上首席指揮者の退任と、尾高ミュージック・アドバイザー(2018年4月から音楽監督に就任予定)の就任が発表されました。とはいうものの、尾高さんの登場回数が1回しかないのと、東京定期演奏会の中止、井上さん自身が来年度に向けて具体的な意欲を語っていた経緯を見ると、事実上の更迭だと思われます。
(※東京定期演奏会について、一旦、情報がすべて消えたあと、この2か月半前の時期に突如賦活しました。なんかバタバタしている感はありますが、花道を飾って欲しいです)
 私は尾高体制移行には全面的に賛成です。少なくとも現状よりは楽団の経営的にも演奏レベルも向上すると思っています。井上さんは楽団を厳しく鍛え直している、ように見えたが、結局は自己演出・自己主張が先に立ち、『大人のリーダー』として人心を掌握し財務的にも陣容面でも弱り切っている楽団を立て直すことはできなかった。これ以上の事を書くのは、ご本人の意向もあるので、ブログに書くのはこれで止めときます。
 それに加えて痛恨なのは来シーズンは楽団創立70周年の記念の年にも関わらず、監督も常任も居ない状態で迎えなければならないこと。60周年のベートーヴェン・チクルスのような目玉イベントが組めなかったのは、ファンとしては本当に悲しい事態です。
 結果的に定期演奏会を12人の指揮者で振り分けることになり、総花的ではあるが豪華な陣容になったことは、地方遠征組としては楽しみが増えたともいえます。準メルクル、インバル、エリシュカ、バッティストーニ・・・大植英次も含めて、ヨーロッパで実績を充分に積んだ巨匠たちが、これでもか!とばかり登場しますね。正直、来年は遠征の軸から大フィルを外そうと思っていたんですが、この陣容では外すわけには行きません。
 尾高さんのモーツァルト後期3大交響曲も、このラインナップの中では目立ちませんが、非常に挑戦的だと思います。
 SNSで大フィルの団員さんの演奏に関して、悪しざまに罵る様な書き込み(特に今年の9月は酷かった…)が多く私は「大阪クラシックや星空コンサートで、市民のためにあれだけのパフォーマンスを見せてきた楽団員さんに、なぜここまでコテンパンに書けるものか?」、疑問に思っています。一方、ブロガーさんの多くは「ここの部分は、こういう作曲者の意図であるから、もっとデリケートな音が欲しい」など、理性的・理論的な意見が多く納得できます。今、弱りに弱っているオーケストラをSNSの脊髄反射的批判で、これ以上追い詰めるのはどうか?と思います。
次回はセンチュリー、関フィル、大響について概観してみたいと思います。

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岡山フィル 2016/17シーズンのプログラム [各地プロ・オケの年間プログラム]

 岡山フィルから来期のラインナップが正式発表されました。岡山フィルが年間スケジュールを発表するようになって5年ぐらいたちますが、やはりこの時期に発表してくれるのはありがたいです。

 事務局さんのfacebookに『※都合により曲目の変更が生じる場合がございます。ご了承ください。』という但し書きがありましたけど、恐らくクラシックのコンサートによく行っている人にとっては、プログラム変更や出演アーティストの差し替えなどは日常茶飯事のこと。コンサートというイベントは日時と会場を指定して「聴きに来てください」という、映画などの他の娯楽と比べるとある意味ハンデがある以上(その分、生演奏はそれ以上の感興をもたらせてくれる)は、開催日だけでも出来るだけ早く伝えるというのが、満席への第一歩だと思うのです。

平成28年6月5日(日) 岡山シンフォニーホール 
第50回定期演奏会
 指揮/ハンスイェルク・シェレンベルガー
曲目/ベートーヴェン/交響曲 第1番 ハ長調
マーラー/交響曲 第1番 ニ長調「巨人」

平成28年9月25日(日)・岡山シンフォニーホール
岡山シンフォニーホール 25周年コンサート

平成28年12月11日(日)・岡山シンフォニーホール
岡山フィル ベートーヴェン『第九』演奏会

平成29年1月15日(日)・岡山シンフォニーホール
第51回定期演奏会
指揮/ハンスイェルク・シェレンベルガー
ソリスト/ヴァイオリン:松山冴花 チェロ:ウェン・シンヤン
曲目/ チャイコフスキー/幻想序曲「ロメオとジュリエット」
        ロココ風主題による変奏曲
        J.シュトラウス/喜歌劇「こうもり」序曲
     サン・サーンス/序曲とロンドカプリチオーソ
     R.シュトラウス/歌劇「バラの騎士」組曲

平成29年3月25日(土)・岡山シンフォニーホール 
第52回定期演奏会
指揮/ハンスイェルク・シェレンベルガー
曲目/ベートーヴェン/交響曲 第6番 ヘ長調「田園」
   ベートーヴェン/交響曲 第5番 ハ短調「運命」

(その他、親子deクラシック、アイム・ア・ソリスト などの企画演奏会があります) 

 正式発表前に、シェレンベルガー氏のホームページなどから予想した日程はほぼ当たっていましたが、 定期演奏会は4回ではなく、3回ということで、おかやま国際音楽祭の時期(10月)に岡山シンフォニーホールの25周年記念演奏会を開催するということのようですね。

 以前、このブログでR.シュトラウスの『薔薇の騎士』組曲をメインにしたニュー・イヤー定期を提案したことがありました→来年1月の岡山フィル定期(2014.4.17の記事) 

 『結構盛り上がると思いますし、せっかくドイツの王道の音楽づくりをするシェレンベルガーがタクトを取るのですから、ウィンナーワルツ・ポルカばっかりでは物足りない!』

 まさに、私の願いを聴き入れて下さったようなプログラムにたいへん驚いたわけです。 シェレンベルガー氏の想いと、自分の希望が一致したということでたいへんうれしい偶然でした。

 個人的な問題として、今の職場に残留であれば、例年、休みが取れない日になってしまうんですが・・・。 なんとか行けるように調整してみたいと思います。

 定期演奏会の「マイ・シート」は、来年度も発売。S席5000円が、3階で10,500円。今年度より600円値上がりしています。さすがにあの値段では採算が割れてしまった!?
 マイ・シートの指定席の年度更新が無く、新たに募集する形のようで、正直、これは残念に思います。指定席の年度更新のメリットは、以前書きましたので。引き続き要望していきたいと思います。

 あと、マイシートの発売日が木曜日なんですよね。こういうの、やっぱり土日に発売すべきだと思いますよ。平日の発売だといい席を有閑マダムかリタイア組・自由業の人しか買えませんからね。でも、岡山フィルが開拓すべきなのは学生や若い世代、あるいは働き盛りの世代でしょう。20年30年とオケを支えて行く聴衆を育てるためにも、京響や兵庫PACのように土日に発売日を設定することも検討する必要がありますよね。


 あと、岡山フィル以外にも、岡山シンフォニーホールの主催公演の日程が発表されています。 

平成28年7月1日(金) 岡山シンフォニーホール
NHK交響楽団 特別演奏会

平成28年11月19日(土) 岡山シンフォニーホール
カメラータ・ザルツブルグ 岡山公演

 N響はオフシーズンに入る時期なので、例えばパーヴォ・ヤルヴィの指揮は期待できそうにない。最近の放送を見ると、P.ヤルヴィの指揮の時は、非常に熱量の高い演奏が期待できるのですが・・・。N響も世代交代して以前のようなことは無いと思いますが、地方公演でも熱演を期待したいものです。

 カメラータ・ザルツブルグはシェレンベルガーの指揮ですね。実は、僕が来年一番楽しみな演奏会だったりします。


 そして、岡山シンフォニーホールと岡山大学が(ちょっと尋常ではないぐらい!特に岡大が)力を入れている、Junko Fukutake Hall(通称:Jホール)でのコンサートシリーズです。

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 レインボーコンサートって、かつては岡山フィルの楽団員が公民館や老人ホームなんかに行って、慰問公演をするっていう感じだったのに、このJホールでのシリーズになってから、面目を一新しました。

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 拙ブログでは何度も取り上げていますが、まず、会場が凄い。まず、あの岡山大学鹿田キャンパスの敷地内にSANAA建築設計のこんな最先端の建物(海外の建築デザイン誌にも掲載されているそうな)が建っていること自体が驚愕なのに、そこで行われる月イチのコンサートが凄くて、これまでもにシェレンベルガー&アナ・シュース、新イタリア合奏団、デジュ・ラーンキなど、時々ビックリするようなメンバーが登場してきました。
 こんなコンサート、大学のキャンパスの中でやっているの、国立では岡大ぐらいじゃないでしょうか? 

 来年は極め付けのプログラムですね。上の一覧表はアーティストの宣材写真はカットしたために、登場メンバーの名前までカットしてしまいましたが、詳しくは岡山シンフォニーホールのチケットセンターで貰えます。

 いきなり4月に、有希マヌエラ・ヤンケ&エマヌエーレ・セグレという、大原美術館ギャラリーコンサートでもおなじみのメンバーが登場。
 7月は新イタリア合奏団のコンマス:フェデリコ・グリエルモさん(このホールが気に入ったんでしょうかねぇ)、10月にはドイツのジーゲンバッハ合唱団に、来年1月はシェレンベルガー&松山冴香&ウェン・シンヤン(なるほど、1月定期のメンバーが室内楽も披露するわけですね)。大阪のいずみホールやフェニックスホールだと5000~6000円ぐらいは取るであろうコンサートが1500円で聴ける。これは岡山ならではの貴重な機会です。

 それから一昨日にくらしきコンサートの案内も到着し、

平成28年6月23日(木) 倉敷市民会館
第99回くらしきコンサート
山田和樹指揮 バーミンガム市交響楽団
ベートーヴェン/エグモント序曲
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第3番(独奏:河村尚子)
ベートーヴェン/交響曲第7番

 というプログラムも発表されています。

 くらしきコンサート、第100回はこの秋~冬、そのプログラムも気になりますね。

 ざっくりとまとめてみましたが、まだまだリーデンローズやポポロ、大原美術館ギャラリーコンサートも発表されていきます。来年度も結構岡山の演奏会だけでも結構充実していますよね。


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広島交響楽団 2016年度のプログラム [各地プロ・オケの年間プログラム]

 国内の主要オーケストラの来季プログラムが続々と発表される中、ほとんどラストのタイミングでようやく発表されました(笑)

平成28年度(2016/2017)シーズン・ラインナップのご案内(広響HPから)

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 さすがの広響。名曲と秘曲・珍曲をうまく混ぜ合わせた、なかなかに興味をそそるプログラム。人口に膾炙したド名曲もあるにはあるんですが、要所要所に組み入れられた秘曲・珍曲によって一癖も二癖もあるプログラムになっています。
 特に、今年で音楽監督最後のシーズンを迎える秋山御大による9月定期の「アイヴズ交響曲第2番」、次期音楽監督の下野氏による7月定期の「シンフォニア・ダ・レクイエム」は聴きに行きたいですねぇ。
 あとは広上さんお得意の、中規模の曲を組み合わせた「フルコース」プログラム。11月の伊福部&ワーグナーも聴きもの。秋山監督最後の公演はR。シュトラウスですか。秋山さんは膨大なレパートリーをお持ちなので、どの曲が十八番、ということも無いのでしょうが、アルプス交響曲をはじめ、記念・記念のタイミングでR.シュトラウスを採り上げられるということは、十八番といって差支えないのではないかと思いますね。

 ディスカバリーシリーズは原点回帰のモーツァルトと日本人作曲家に焦点。僕は広島には拠点が無いので、日帰りあるいは観光も兼ねた泊りがけの旅行になりますが、出来れば2,3回は聴きに行きたいですね。


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京都市交響楽団2016年度のプログラム [各地プロ・オケの年間プログラム]

 余裕の横綱相撲か?ようやく京響の来季のプログラムが発表されました。

http://www.kyoto-symphony.jp/archive/files/kso%202016%20concert%20schedule%20%2001.pdf
http://www.kyoto-symphony.jp/archive/files/kso%202016%20concert%20schedule%2002.pdf

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 まあ、僕の好みのツボにはまることはまること。ツァラ、ラ・ヴァルス、ニールセン5番、マーラー5番、ショスタコ4番・・・とことごとく後半に『京響でこそ聴きたい曲!』が入っている。
 9月はまあ、こんなもん?と思っていたら、協奏曲がベルクのVコン。10月はド名曲と思ったらまさかのエリシュカ御大(この月は1日公演、一瞬にして完売でしょう)。トゥーランガリラ、ブル0、マーラー8番と来たら、「参りました」というほかありません。

 京都だと地理的にも実家からもちょっと距離があり、岡山から日帰りは厳しいんですが、来季も必然的に京響を中心にコンサート遠征の計画を組み立てることになりそうです。
 今のところ、600回記念の4月とマーラー8番の3月は、仕事が超絶繁忙期のため絶望的なのが残念。でも他の月は隙あらば聴きに行く意気込みで狙っていきます。

 そうはいっても転勤になると、落ち着くまではコンサート遠征どころではなくなるかもしれませんが・・・


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大阪フィルの2016年度のラインナップ [各地プロ・オケの年間プログラム]

 オーケストラコンサート愛好家にとってのストーブリーグも佳境に入ってまいりました。今回は西日本の総大将、関西の首領(ドン)、大フィルの来年度のラインナップ。

【定期演奏会】
●第497回定期演奏会 会場:フェスティバルホール
2016年4月8日(金)19:00開演 9日(土)15:00開演
指揮:井上道義
独奏:山本浩一郎(トロンボーン)
ドビュッシー/交響詩「海」
吉松隆/トロンボーン協奏曲「オリオン・マシーン」作品55
プロコフィエフ/バレエ音楽「シンデレラ」 作品87より

●第498回定期演奏会 会場:フェスティバルホール
2016年5月20日(金)19:00開演 21日(土)15:00開演
指揮:クシシュトフ・ウルバンスキ
独奏:アンナ・ヴィニツカヤ(ピアノ)
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18
ルトスワフスキ/管弦楽のための協奏曲

●第499回定期演奏会 会場:フェスティバルホール
2016年6月17日(金)19:00開演 18日(土)15:00開演
指揮:ジャン=クリストフ・スピノジ
ラヴェル/ラ・ヴァルス
ラヴェル/ボレロ
ショスタコーヴィチ/室内交響曲 ハ短調 作品110a
プロコフィエフ/古典交響曲 ニ長調 作品25(交響曲第1番)

●第500回定期演奏会 会場:フェスティバルホール
2016年7月21日(木) 22日(金)19:00開演
指揮:井上道義
独唱:
サンドラ・フェランデス(メゾ・ソプラノ)
ガスパル・コロン(バリトン)
独奏:三浦一馬(バンドネオン)
合唱:大阪フィルハーモニー合唱団
児童合唱:大阪すみよし少年少女合唱団
バカロフ/ミサ・タンゴ
ベートーヴェン/交響曲第3番 変ホ長調「英雄」作品55

●第501回定期演奏会 会場:フェスティバルホール
2016年8月25日(木) 26日(金)19:00開演
指揮:大植英次
小倉朗/管弦楽のための「舞踊組曲」
ブルックナー/交響曲第9番 ニ短調 (ノヴァーク版)

●第502回定期演奏会 会場:フェスティバルホール
2016年9月27日(火) 28日(水)19:00開演
指揮:エリアフ・インバル
モーツァルト/交響曲第25番 ト短調 K.183
マーラー/交響曲第5番 嬰ハ短調

●第503回定期演奏会 会場:フェスティバルホール
2016年11月11日(金)19:00開演 12日(土)15:00開演
指揮:シモーネ・ヤング
合唱:大阪フィルハーモニー合唱団
ブラームス/悲劇的序曲 作品81
ブラームス/運命の歌 作品54
ブラームス/交響曲第2番 ニ長調 作品73

●第504回定期演奏会 会場:フェスティバルホール
2016年12月8日(木) 9日(金)19:00開演
指揮:ヤクブ・フルシャ
独奏:河村尚子(ピアノ)
ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品58
ショスタコーヴィチ/交響曲第10番 ホ短調 作品93

●第505回定期演奏会 会場:フェスティバルホール
2017年2月17日(金)19:00開演 18日(土)15:00開演
指揮:井上道義
ショスタコーヴィチ/交響曲第11番 ト短調 「1905年」 作品103
ショスタコーヴィチ/交響曲第12番 ニ短調 「1917年」 作品112

●第506回定期演奏会 会場:フェスティバルホール
2017年3月17日(金)19:00開演 18日(土)15:00開演
指揮:尾高忠明
独奏:宮田大(チェロ)
尾高尚忠/チェロ協奏曲 作品20
R.シュトラウス/交響詩「英雄の生涯」 作品40

【その他自主公演】
●平日午後の名曲セレクション マチネ・シンフォニーVol.15
2016年6月8日(水)14:00開演 会場:ザ・シンフォニーホール
指揮:井上道義
独奏:ネストル・マルコーニ(バンドネオン)
リムスキー=コルサコフ/スペイン奇想曲 作品34
マルコーニ/バンドネオン協奏曲
ハチャトゥリアン/バレエ組曲「ガイーヌ」より

●大ブルックナー展Vol.4
2016年6月25日(土)15:00開演 会場:兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール
指揮:井上道義
独奏:神尾真由子(ヴァイオリン)
メンデルスゾーン/序曲「フィンガルの洞窟」 作品26
メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
ブルックナー/交響曲第1番 ハ短調

●大阪フィル×ザ・シンフォニーホール<ソワレ・シンフォニー>Vol.7
2016年6月30日(木)19:30開演 会場:ザ・シンフォニーホール
指揮:大井剛史
独奏:郷古廉(ヴァイオリン)
フンパーディンク/歌劇「ヘンゼルとグレーテル」前奏曲
ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 作品26
リムスキー=コルサコフ/序曲「ロシアの復活祭」作品36
チャイコフスキー/序曲「1812年」作品49

●3大交響曲の夕べ
2016年8月7日(日)17:00開演 フェスティバルホール
指揮:小林研一郎
シューベルト/交響曲第7番 ロ短調「未完成」D.759
ベートーヴェン/交響曲第5番 ハ短調「運命」作品67
ドヴォルザーク/交響曲第9番 ホ短調「新世界より」作品95

●京都特別演奏会
2016年10月16日(日)15:00開演 京都コンサートホール 大ホール
指揮:井上道義
独奏:小曽根真(ピアノ)
ガーシュウィン/キューバ序曲
ガーシュウィン/ラプソディー・イン・ブルー
チャイコフスキー/交響曲第4番 ヘ短調 作品36 

●大阪フィル×ザ・シンフォニーホール<ソワレ・シンフォニー>Vol.8
2016年10月21日(金)19:30開演 会場:ザ・シンフォニーホール
指揮:角田鋼亮
独奏:小林愛美(ピアノ)
ショパン/ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11
ベートーヴェン/交響曲第5番 ハ短調 「運命」作品67

●平日午後の名曲セレクション マチネ・シンフォニーVol.16
2016年11月16日(水)14:00開演 会場:ザ・シンフォニーホール
指揮:井上道義
独奏:アレクセイ・ヴォロディン(ピアノ)
チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第2番 ト長調 作品44
チャイコフスキー/交響曲第5番 ホ短調 作品64 

 ●第9シンフォニーの夕べ
2016年12月29日(木) 30日(金)19:00開演 フェスティバルホール
指揮:アンドリス・ポーガ
独唱:中村恵理(ソプラノ)、福原寿美枝(アルト)、福井敬(テノール)、森雅史(バリトン)
合唱:大阪フィルハーモニー合唱団
ベートーヴェン/交響曲第9番 ニ短調「合唱付」作品125

●第86回新春名曲コンサート
2017年1月9日(月・祝)15:00開演 フェスティバルホール
指揮:円光寺雅彦
詳細未定

●大ブルックナー展Vol.5
2017年1月21日(土)15:00開演 会場:兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール
指揮:井上道義
ブルックナー/交響曲第5番 変ロ長調

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 今年度のプログラムが発表されたとき、ブログでもちょっと不満を事を書いたんですが、その不満というのが・・・

①大フィル伝統の独墺系の楽曲が極端に少ない
②特に大フィル伝統のブルックナーをフェスティバルホールの定期演奏会で演奏しないというのは『逃げ』ではないか
③楽団の顔であるはずの井上道義の存在感が少ない

 というものでした。 しかし来年度のプログラムは非常に満足度が高い、ブルックナーは前音楽監督・桂冠指揮者が9番を(東京フィルと取り上げて好評だった小倉朗の舞踊組曲も必聴!)、それも「夏枯れ」の季節の8月に持ってきた。その他にもインバルのマーラー5番、シモーネ・ヤングのブラームス、大フィルとは4回目の共演ながら、もうすっかり欧米のメジャーオケの常連となって『もう来てくれないのでは?』と囁かれていたウルバンスキは母国の作曲家:ルトスワフスキの最高傑作を、フルシャはショスタコーヴィチの問題作。そのフルシャの回からストーリーが続くように、井上首席のダブル・ショスタコ(前半に11番やったあとに、あの延々フィナーレが続く12番、金管奏者は酸欠で倒れまっせ・・・)、それぞれの指揮者が得意な楽曲を持って来て、井上首席も登場回数が増えてプロコ+ショスタコで個性を存分に発揮。

 7月定期やマチネーシンフォニーのプログラムを見ると、「大阪はラテン」なる奇怪な持論は捨てておられないようですが(笑)、この大フィルの伝統への回帰と井上氏の特色を絶妙のバランスで両立させた定期演奏会のラインナップで確実に定期会員数が増加すると思います。逆に年度の初っ端の4月に思い切りぶつけられたセンチュリー響は大変だろうな・・・と思ってしまいます。

 一方で心配なのは、大フィルが急速に「東京化」して来ていること。朝比奈・大植時代を支えた実力者の退団が相次ぎ、代わりに入って来られるのは東京のオケでお見かけしてきた方ばかり。コンマス、チェロ首席に続いてヴィオラ首席も井上人脈で強化されて、確かに楽団の実力は伸びるでしょうが。
 井上氏の人事改革は明快ではありますが、あの、指揮者のキューから一瞬遅れて『どどどど』と迫って来る大フィルサウンド、それを犠牲にしての改革だとしたら少し、淋しい。井上氏はどう変えていこうとしているのだろうか?

 大フィルの奏者には、関西に住んで近所づきあいして飯食って街をあるいて・・・、近所でちょっと楽器の素質のある子なんかは「大フィルの先生」に見てもらって、それがステータスになったり・・・。近所のおっちゃん・おばちゃんが、実は凄い人で、真紅の殿堂:フェスティバルホールの舞台に立っている。そんな大阪の匂いのするスーパーオーケストラで居て欲しい。
 各パートは確かに国内一流の首席奏者が担っているが、コンサートが終わると脱兎のごとく新大阪駅から東へ帰る・・・それを淋しい事だと考えるのはファンのノスタルジーで片付けてしまわないといけないのだろうか。

 しかし大植氏が音楽監督の時は、こういう大フィル・ファンの独特のメンタリティをよく解っていて、自らは東京のオーケストラには登壇しなかったことで、大阪でしか聴けない音楽というブランドを作った。年間で一番の目玉プログラムを東京に持って行き、ファンもブログやtwitterで東京での大フィルの評判を検索して一喜一憂した。それが、今後は東京のオーケストラのコピーみたいになっていかないか?と気をもんでしまいます。

 フェスティバルホールの天井からナイアガラの滝のように降り注ぐ、迫力の大フィルサウンド、それをずっと味わえるのか?来年度はそれを確かめて行く1年にもなりそうな気がします。

 これで関西は京響だけになりました。京都への遠征となると、ホテルを取って観光がてらになるので、早く発表してくれないと、予約が取れない!25日を楽しみに待ちましょう。


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大阪交響楽団の2016年度 年間プログラム [各地プロ・オケの年間プログラム]

 気になるオーケストラの気になる来季のプログラム。今回は大阪交響楽団です。 

◎定期演奏会

4.7(木)19:00 ザ・シンフォニーホール
第201回定期演奏会
指揮/ダニエーレ・アジマン
ヴァイオリン/神谷美千子、ピアノ/林 澄子
メンデルスゾーン:序曲「美しいメルジーネの物語」
  〃   :ヴァイオリンとピアノと弦楽のための協奏曲ニ短調
  〃   :交響曲第3番イ短調 op.56 「スコットランド」

5.10(火)19:00 ザ・シンフォニーホール
第202回定期演奏会
指揮/外山雄三
外山雄三:オーケストラのための「玄奥」(2015) (諏訪交響楽団創立90周年記念委嘱作品)
プーランク:バレエ組曲「模範的な動物たち」
ベートーヴェン:交響曲 第3番 変ホ長調「英雄」

7.22(金)19:00 ザ・シンフォニーホール
第203回定期演奏会
指揮/寺岡清高
バリトン/谷口 伸(ドイツ・ツヴィッカウ市立劇場専属歌手)
ブラームス:悲劇的序曲
フックス:交響曲 第1番ハ長調
マーラー(ベリオ編):「5つの初期の歌」
  〃  :交響曲第5番嬰ハ短調より "アダージェット”
  〃  :リュッケルトの詩による5つの歌曲

9.9(金)19:00 ザ・シンフォニーホール
第204回定期演奏会
指揮/ロレンツォ・ヴィオッティ
ピアノ/長富 彩
ワーグナー:ジークフリート牧歌
リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調
プロコフィエフ:交響曲第5番変ロ長調

10.27(木)19:00 ザ・シンフォニーホール
第205回定期演奏会
指揮/外山雄三
ヴァイオリン/有希 マヌエラ・ヤンケ
ショスタコーヴィチ:「前奏曲とスケルツォ」 (弦楽合奏版)
   〃   :ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調
   〃   :交響曲第5番ニ短調「革命」

12.8(木)19:00 ザ・シンフォニーホール
第206回定期演奏会
指揮/寺岡清高
ヴァイオリン/小林美樹
コルンゴルト(ツェムリンスキー編):「雪だるま」前奏曲とセレナーデ
  〃   :ヴァイオリン協奏曲ニ長調
ツェムリンスキー:交響詩「人魚姫」

1.18(水)19:00 ザ・シンフォニーホール
第207回定期演奏会
指揮/シズオ・Z.・クワハラ(ジョージア州オーガスタ交響楽団音楽監督)
ヴァイオリン/成田達輝
アーロン・J. カーニス:熱すぎるトッカータ(1996)
酒井健治:ヴァイオリン協奏曲「G線上で」(2011/2015)
ベルリオーズ:幻想交響曲

2.22(水)19:00 ザ・シンフォニーホール
第208回定期演奏会
指揮/外山雄三
ピアノ/横山幸雄
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調
チャイコフスキー:交響曲 第6番 ロ短調「悲愴」


◎いずみホール定期

9.21(水)14:30/19:00 いずみホール
第25回いずみホール定期演奏会
指揮/佐藤俊太郎(フィンランド・クオピオ市立管弦楽団首席客演指揮者)
ヴァイオリン/黒川 侑
モーツァルト:ディヴェルティメントニ長調
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調「運命」

11.24(木)14:30/19:00 いずみホール
第25回いずみホール定期演奏会
指揮/外山雄三
スッペ:喜歌劇「軽騎兵」序曲,喜歌劇「詩人と農夫」序曲
グリーグ:「ペール・ギュント」第1組曲より 朝" "アニトラの踊り" ""山の魔王の宮殿にて
アンダーソン:フィドル・ファドル,ブルー・タンゴ,トランペット吹きの休日
シベリウス:交響詩「フィンランディア」
ビゼー/「カルメン」第1組曲
スメタナ/交響詩「わが祖国」より “モルダウ”
外山雄三/ 管弦楽のためのラプソディー

1.6(水)14:30/19:00 いずみホール
第27回いずみホール定期演奏会
指揮/柴田真郁
協力/堺シティオペラ
プログラム未定


◎名曲コンサート

7.9(土)13:30/17:00 ザ・シンフォニーホール
第91回名曲コンサート
指揮・ヴァイオリン/豊嶋泰嗣(新日本フィル コンサートマスター)
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調
モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調
モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調「トルコ風」

8.27(土)13:30/17:00 ザ・シンフォニーホール
第92回名曲コンサート
指揮/外山雄三
ピアノ/松田華音
グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調
チャイコフスキー:バレエ音楽「白鳥の湖」“情景” “四羽の白鳥” “チャルダッシュ”,

ハチャトゥリアン/バレエ音楽「ガイーヌ」“剣の舞” “子守歌” “レスギンカ”

10.8(土)13:30/17:00 ザ・シンフォニーホール
第93回名曲コンサート “リストとシューマン”
指揮/三ツ橋敬子
ピアノ/牛田智大
リスト:交響詩「前奏曲」
 〃 :死の舞踏
シューマン:交響曲第2番ハ長調

12.3(土)13:30/17:00 ザ・シンフォニーホール
第94回名曲コンサート
指揮/石川星太郎
ヴァイオリン/ユーチン・ツェン
シベリウス:組曲「4つのカレワラ伝説 (レンミンケイネン)」より「トゥオネラの白鳥」
  〃  :ヴァイオリン協奏曲ニ短調
ブラームス:交響曲 第4番 ホ短調

2.4(土)13:30/17:00 ザ・シンフォニーホール
第95回名曲コンサート
指揮/寺岡清高
関西二期会
ナビゲーター/三代澤康司
モーツァルト:歌劇「魔笛」K.620 (抜粋・演奏会形式)

外山御大 本気です!

 定期演奏会での外山さんの登場回数が8回中3回。復活したいずみホール定期や名曲コンサートにも登場。どちらもダブルヘッダーのコンサートですよ。本当にお元気だなあ。
 ミュージック・アドバイザーという肩書から連想する感じとは全然違っていて、この大阪響に自らのキャリアを注ぎ込む外山雄三の本気が見て取れます。



在阪オケのうち、3楽団がザ・シンフォニーホール&いずみホールを拠点に


 
大阪の4楽団の立ち位置がハッキリして来て、大規模なオーケストラ編成を志向するのは、大フィルのみ、ということですね。逆に言うとセンチュリー・関西フィル・大阪響が中規模編成のオケとして、それぞれがどうしのぎを削っていくのか?ハイドンシリーズが絶好調のセンチュリー、デュメイのプレイングマネージャーの妙技を堪能させる関西フィルに対して、大阪響がどう出るか?なんと驚きの答えが用意されていました。



収益構造の改革、大阪響は「ダブルヘッダー」が答え?


 これにはびっくりですよねぇ。もともとキャパの少ないいずみホールでダブルヘッターをやる意味があるのか?収益にどう貢献するのか?ザ・シンフォニーの名曲コンサートのダブルヘッターと違い、いずみホールの客層はシビアな印象。そこにクオリティ勝負をかけられるのか?注目です。



秘曲・珍曲路線の大阪響の流れは汲んでいるが・・・


 
肝心のプログラムですが、外山御大の自作作品、寺岡首席の後期ロマン派、ツェムリンスキー、プロコの5番に酒井健治。秘曲・珍曲なら大阪響との面目は保ったと感じます。
 ただ、これで児玉宏&大阪響を支持してきた、玄人筋が納得するのか?というと、疑問符が付く。
 大阪響は財政的に在阪4オケの中で一番苦しい。その中でもキラリと光る存在として、児玉宏のプログラムの妙があった。ただ、僕も矢代秋雄の2つの協奏曲が演奏された回に行ったときに感じたんですが、独特の雰囲気なんですよね。ほとんどのクラシック・ファンが聴いたことが無いであろう曲なのに、拍手のタイミングが遅くなることもなく、会場は熱かった。逆に、クラシックのコンサートに行き慣れていない人には、非常に敷居は高いだろうなあ・・・と。
 なので
、このマニアック路線を信望してきたコアなファンの人たちが、もし大阪響が通常のオケのラインナップに戻してもついてくるのだろうか?という疑問は前々からあります。そして、その時を今迎えているわけです。僕の予想はかなりの数が『離れる』と見ます。

 ここ10年ほど、関西のオーケストラを取り巻く、様々な事件や時代の流れを見て感じた事。それは、オーケストラの底力は技術力や珍しいプログラムよりも、

 どんなことがあってもついてきてくれる、コアな聴衆がどれぐらいいるか?
 それが一番、プライオリティが高いということ。
 思うに、そんな聴衆が一番多いのは、恐らく関西フィルだと思います。前半の協奏曲で、ソリストのカーテンコールの後、楽団員がステージから引き上げる際にも拍手が起きるオーケストラなんて、関西フィルぐらいのものでしょう。昨年はヨーロッパ公演を敢行したわけですが、ネット上のファン個人の情報発信の分量は、同じ時期にヨーロッパに渡った京響をも上回っていた。
 大阪響も、秘曲・珍曲マニアに頼らず、「どんな事があっても来てくれるお客さん」をどれだけ捕まえることができるか?が勝負になってくる、そう思います。

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関西フィルの2016年の年間プログラム [各地プロ・オケの年間プログラム]

 各オーケストラの年間プログラムが続々と発表になっていて、なかなか追いつけないんですが、今回は暦年制を取っていて既に発表になっている関西フィルの年間プログラムを整理。

定期演奏会・特別演奏会・いずみホールシリーズ

16.2.3(水)19:00 ザ・シンフォニーホール
第271回定期演奏会
指揮/ヴォルフラム・クリスト
ブラームス:悲劇的序曲
ブラームス:弦楽五重奏曲 第2番(弦楽合奏版)
ブラームス:交響曲 第2番

16.3.5(土)14:00 ザ・シンフォニーホール
第272回定期演奏会
指揮/飯守泰次郎
ピアノ/アレクサンドル・タロー
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第21番
ブルックナー:交響曲 第6番

16.4.29(金・祝)14:00 ザ・シンフォニーホール
第273回定期演奏会
指揮/藤岡幸夫
ピアノ/横山幸雄
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第3番
菅野祐悟:交響曲 第1番

16.5.19(木)19:00 ザ・シンフォニーホール
第274回定期演奏会
指揮&ヴァイオリン/オーギュスタン・デュメイ
ヴィオラ/ミゲル・ダ・シルヴァ
モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲
ブルッフ:ヴィオラとオーケストラのためのロマンス
ブラームス/交響曲 第3番

16.6.11(土)14:00 ザ・シンフォニーホール
第275回定期演奏会
指揮/高関 健
テノール/畑 儀文
合唱/関西フィルハーモニー合唱団
ハイドン:天地創造

16.7.15(金)19:00 ザ・シンフォニーホール
第276回定期演奏会
指揮/飯守泰次郎
トリスタン/二塚直樹(テノール),イゾルデ/畑田弘美(ソプラノ),マルケ王/片桐直樹(バス・バリトン),ブランゲーネ/福原寿美枝(メゾ・ソプラノ),クルヴェナール/萩原寛明(バリトン),メーロト/松原友(テノール),牧童/谷浩一郎(テノール)ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」第3幕

16.9.25(日)14:00 ザ・シンフォニーホール
第277回定期演奏会
指揮/オーギュスタン・デュメイ
曲目未定

16.9.30(金)19:00 いずみホール
いずみホールシリーズ Vol.40
指揮:オーギュスタン・デュメイ
曲目未定

16.10.14(金)19:00 ザ・シンフォニーホール
第278回定期演奏会
指揮/藤岡幸夫
ヴァイオリン/オーギュスタン・デュメイ
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲 第2番
シベリウス:交響曲 第2番

16.11.17(木)19:00 ザ・シンフォニーホール
第279回定期演奏会
指揮/オーギュスタン・デュメイ
チェロ/マリオ・ブルネロ
ハイドン:チェロ協奏曲第1番、第2番
ドヴォルザーク/交響曲 第7番

16.11.26(土)15:00 いずみホール
いずみホールシリーズ Vol.41
指揮&ヴァイオリン/オーギュスタン・デュメイ
ピアノ/小林海都
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第1番
ベートーヴェン/ピアノ協奏曲 第1番
ベートーヴェン/交響曲 第1番

16.12.17(土)未定 ザ・シンフォニーホール
「第九」特別演奏会
指揮/大友直人
独唱/未定
合唱/田辺第九合唱団
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調合唱付き」



その他主催公演

16.1.25(月)19:00 いずみホール
Meet the Classic Vol.32
指揮&お話/藤岡幸夫
ソプラノ/幸田浩子
管弦楽/関西フィルハーモニー管弦楽団

16.8.26(金)19:00 いずみホール
Meet the Classic Vol.33
指揮&お話/藤岡幸夫
ソプラノ/半田美和子
合唱/関西フィルハーモニー合唱団
管弦楽/関西フィルハーモニー管弦楽団
曲目:フォーレ/レクイエムほか

16.3.21(月・休)15:00 大阪市中央公会堂
大阪市中央公会堂特別演奏会
指揮/藤岡幸夫
チェロ/北村 陽
ハイドン:チェロ協奏曲第1番
シューベルト:交響曲第8 (9) 番「ザ・グレイト」

16.5.24(火)19:00 神戸新聞松方ホール
神戸特別演奏会
指揮&ヴァイオリン/オーギュスタン・デュメイ
ピアノ/パヴェル・コレスニコフ
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番
シューマン:ピアノ協奏曲
シューマン:交響曲第1番「春」

16.5.11(水)19:00 ザ・フェニックスホール

スプリング・スペシャルコンサート
指揮&ヴァイオリン/オーギュスタン・デュメイ
モーツァルト:弦楽五重奏曲第4番ト短調
チャイコフスキー:弦楽セレナーデ

16.11.20(日)15:00 ザ・フェニックスホール
オータム・スペシャルコンサート
ヴァイオリン:オーギュスタン・デュメイ
ブラームス:弦楽六重奏曲第1番ほか

デュメイのヴァイオリン・ソロが大幅に増加

 来年の注目は、まず、これでしょうね。デュメイがソロを取る公演は完売も増えそうなので、早めに抑えておく必要がありそうです。5月定期、10月定期、11月いずみ定期、神戸特別の実に4回+春と秋のスペシャルコンサートを合わせて6回も!伝説のソリスト一人がこれだけ舞台に立つ、というのは前代未聞・空前絶後の出来事ではないか?
 あと、コンサートの1曲目に室内楽の曲を置いているのは面白いですね。

ワーグナーの演奏会形式 今年はトリスタンとイゾルデ第3幕

 この飯守御大のシリーズ、あっという間に完売してしまうのですが、今年は金曜日公演ということもあって早めにチェックしたいです。

ザ・シンフォニーホールの機能性を存分に生かしたラインナップ

 正直、先日発表された日本センチュリーよりも、プログラムは魅力を感じますね。フージイとのショスタコのPコンに、関西で根強い人気のN響首席(元京響)の菊本さんを入れてくるあたり、関西人の購入意欲をそそるところは流石に関西フィルという気がします。 集客が心配される菅野祐悟の交響曲は、『エンター・ザ・ミュージック』などのメディアミックスの広報にプラスして、完売続きの4月29日昭和の日定期に入れて来る。
 他のオーケストラが、例えば大フィルは井上道義氏、センチュリーは飯森範親氏(首席客演指揮者を置いてるにしても)が孤軍奮闘をしている印象があるのに対し、デュメイ監督+藤岡首席に飯守桂冠の三者がそれぞれの特色を存分に発揮して相乗効果が感じられるところでしょうか。


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