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岡山フィルの今後のプログラムの予想 [岡山フィル]

  日本各地のオーケストラの来年度の年間プログラムの発表が続いていますが、地元の岡山フィルの発表はおそらく年明け。それまでは色々な予想・妄想をして楽しむことにしましょう。
 予想の手がかりになるのは、今年の6月13日に山陽新聞に掲載された、首席指揮者:シェレンベルガー氏のインタビュー記事。
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 まず注目なのが「岡山シンフォニーホールでの演奏機会を増やしたい」ということ。これは定期演奏会の開催回数の増加を意味しているのではないか?と期待が膨らみます。シェレンベルガー就任以前と以後で、定期演奏会・オーケストラ主催の特別演奏会における総入場者数の推移を見ると。

(シェレンベルガー首席指揮者就任以前)
H22年 2777人(定期演奏会2回)
H23年 2988人( 〃 )
H24年 2809人( 〃 )
(シェレンベルガー首席指揮者就任以後)
H25年 4382人(定期演奏会2回+特別演奏会1回)
H26年 4085人(定期演奏会3回)
H27年 4335人 (定期演奏会3回)
 ということで、回数を1回増やしたこともあって着実に増加している。1回あたりの平均を取っても、
(就任以前)
H22年 1389人
H23年 1494人
H24年 1405人
(就任以後)
H25年 1460人
H26年 1362人
H27年 1445人

 ということで、定期演奏会の回数を2回→3回に増やしても、平均入場者数はほぼ横ばいで推移している。このデータを見ると確実に固定の聴衆がついて居る証拠で、年間2回では物足りなかった聴衆が多く、年間3回体制にしっかりと付いて来ていると思われます。

 この手応えなら3回から4回に増加することも可能なのでは無いでしょうか。年間4回になると、季節に1回づつとなり、現状では半年近くあいている期間もあるので、定期演奏会(マイシート)会員にとって、かなり満足度が高まりそうです。
 (※音楽の友によると、2017年度のシェレンベルガーの来日回数は4回。これ
        も岡山フィル定期4回に増加説を採る根拠の一つでもあります)
 
 次に注目なのが「オーケストラの基礎となる室内楽にも積極的に取り組んでいく」という言葉。3年前から岡山大学鹿田キャンパスにある「Jホール」で毎月のシリーズのコンサートがあり、室内楽も取り上げられています。他にも美術館や後楽園でのコンサートにも出演中、これをオーケストラの実力アップのために体系的に整理していこうと言うことかも知れません。
 平成30年頃に予定されている新岡山市民会館には商店街との動線になる空間に、コモンスペースも計画されていることから、岡山市の最重要課題の中心市街地の活性化の一つの有効な手段として、プロの演奏を気軽に聴くことが出来るような仕掛けを期待しています。
 シェレンベルガーのインタビューでは具体的なレパートリーについても、言及されていて、

 ベートーヴェンの交響曲:2番・4番・7番・8番
 
 これは確実に取り上げられるでしょう。

 他にも具体的に上がっているのが、 マーラーの交響曲:5番、大地の歌

 これも取り上げられると思いますし、2年に1回のペースで取り上げられている合唱付の楽曲として、交響曲第2番「復活」(編成上の問題がありますが)も可能性が高いと思います。

 ハイドンはザロモン・セットから。もしかするとオラトリオ「天地創造」あたりも視野に入っているかも知れません。

 シューマンは4曲の交響曲すべてに可能性がありますし(私は2番を是非取り上げてもらいたい!)、メンデルスゾーンは3番「スコットランド」4番「イタリア」5番「宗教改革」あたりでしょうか。合唱曲と言うことで2番「賛歌」の可能性もありますね。
 最後はソリストについて。シェレンベルガー氏の日本でのマネジメント事務所のアーティストとのブッキングの可能性が高いと思われますので、その線から出演が予想されるアーティスト調べてみると。
 
 ピアニスト:アンドレア・バケッティ、フランク・ブラレイ、児玉麻里、
       デジュー・ラーンキ、アレクサンドル・タロー、津田裕也
 ヴァイオリニスト:郷古廉、ヴィヴィアン・ハーグナー、
          ヴェロニカ・エーベルレ
 チェリスト:ヨハネス・モーザー、アントニオ・メネセス、
       パヴェル・ゴムツィアコフ
 管楽器ソリスト:シュテファン・ドール、アンドレアス・オッテンザマー
 声楽:ナタリー・シュトゥッツマン、藤村実穂子
 若手の郷古廉さんは東京・関西では大変な話題になっているヴァイオリニストで、岡山発登場するとなると、これは大注目です。
 ナタリー・シュトゥッツマンが、もし大地の歌を歌うと、関西からの集客も見込めます。なぜなら、2011年に大フィル定期で大地の歌を歌うはずだったのが、来れなかった。「シュトゥッツマンの大地の歌を聴きたかった」という話は未だに聞きますのでね。藤村実穂子さんは、関西のオーケストラでもほとんど共演できていないので登場すれば大変な事ですが、かなりハードルは高そう。
 シュテファン・ドールは去年7月のR.シュトラウスのホルン協奏曲で度肝を抜かれた岡山のファンも多かったはず。ぜひ再演を期待したいです。
 ヨハネス・モーザーも、今月のセンチュリー響いずみホール定期で聴いて、やはり大変な才能だと思い知らされました。倉敷には縁の深いモーザー、ぜひ岡山にも登場してほしいですね。

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